どうせ僕は本を書く

 

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最近、本を執筆していても、
当初自分の思っていた方向に進まない。

最初は「こんな本を書こう」と決めていたのに、
執筆しているうちに全然違う方向に向かってしまう。

例えば、当初はドラマティックな展開に
心を揺さぶられるような世界観を描きたいと思っていたのに、
執筆するうちにその道筋からどんどん逸れていく。

そして葛藤や苦悩の心情をつらつらと描写してしまう。

そうやって結局、またいつもの着地点に落ち着いてしまうのだ。

書きあがったものを読み直した時に、
自分でも「暗い本だな・・」と思う。

どうしていつもこうなってしまうのだろう?
自分にはやはり作家としての才能が無いのだろうか?

そんなことを考えてしまう。

そもそもどうしてそこまでして本を書きたいのだろう?
と自分でも思う時がある。

本を出版することで何を得たい?
作家になって何がしたい?
どうしてこんな本が書きたい?

自分自身に問いかけてみるものの、
それすらも、もはやよくわからないのだ。

だけども、気が付いたらまた本を書いている。

寝る前にあれほど苦しんでいたのに
起きたらまたパソコンに向かっている。

もう辞めようかと思った次の瞬間には、
思いついたアイディアをスマホにメモしている。

まったく、何なんだこれは・・

そのうち考えるのも面倒になってきた。

だって、どうせ放っておいても本を書くんだし。

 

「なぜ?」や「どうして?」には限界があるのかもしれない。

その正体を突き止めようと思っても、
答えが見つからないことだってあるのかも。

結局、僕たちは、なるようにしかならないのかも。

頭の中でどれほど自分の理想を追ったところで、
自分が本当にやりたいことは既に決まっているのかもしれない。

それを運命だと言われると逆らいたくなるけど、
自分の素直な気持ちに従うしかない。

その意味を考えたり、善だの悪だの言ったところで、
「こうしたい」と思うのだから仕方がない。

その声に従うしかない。

僕は、そういう生き方しかできない。

この性分にはこれまで随分悩まされてきたけど、
僕の命が続く限り、最後まで付き合ってやろうと思う。

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