2019/08/05

不安からくる対人恐怖症

 

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友達に口習を気づかれるかも・・。
口習で嫌われるかも・・。
口習を陰で馬鹿にされるかも・・。

学校にいるときはいつもこのような不安を感じていました。

口習があることはヤバイことで、
その存在を知られただけで、男子・女子そして学校中の全員に嫌われるほど
重大な秘密だから隠し通さなければいけないと考えていました。

その不安は中学3年で限界をむかえました。

そして「対人恐怖症」へ発展します。

ついに人と話すことができなくなってしまいました。

ただ話をすることが怖くてできません。

相手の顔を見て話すことができません。

どんな話の内容であっても、自分への批判や誹謗中傷に聞こえるのです。

人がいる空間が苦痛でした。

集団生活が苦痛でした。

人の笑い声が聞こえるたびにドキッとしました。

「ニオイ」「臭い」というワードが出るだけで、
あぁ自分のことを言われているんだな、という確信をもちました。

 

登校拒否になりました。

学校に行こうと準備をするとなぜかお腹が痛くなります。

強い頭痛に襲われます。

病院に行っても何も異常はありません。

むしろ病院に着く頃にはもう症状は消えています。

親が学校に「休む」と連絡をいれると痛みはスーッっと消えてしまいます。

信じがたい現象ですが、妄想でもなんでもなく、
実際に僕の身体に起こったたしかな痛みです。

最初は休む日もあれば登校する日もあるという感じでしたが、
休む日が続くと部屋から出る気力すらなくなってしまいました。

朝起きて、部屋で毎日テレビを観ていました。

そのうちお日さまが出てからベッドに入る生活にシフトしていきました。

おやつの時間くらいにようやくゴソゴソと起き出します。

起きてもなにをするわけでもありません。

寝て起きて、親が作ったご飯を食べ、
ボーッとテレビを観て風呂に入り、寝る。

昼夜逆転、活動時間は夜中という生活です。

こんな生活サイクルが癖になってしまい、
学校に行く事も、家族も含めた他人と接する機会すらなくなっていきました。

「社会不適合者ってやつだな。」

自分で自分にレッテルを貼りつけて納得していました。

(オレはこれからどうなるんだろうなー。)
(もう、まともな人生なんてムリだろうねー。)
(うーん、なんでこんな方向にきたんだろうねー。)

他人事のように思いました。

「大矢慎吾って人が引きこもりになったんだって。なんでだろうねー?
やっぱり口がアレだからじゃない?まあしょうがないよねー。
口習がある人はダメだもんねー。人に迷惑をかける邪魔な人間だからねー。」

自虐を楽しんでいました。

 

 

学校の先生は腫れ物に触るかのように僕に接しました。

厳しくて怖かった先生が、同情の眼差しで僕に話しかけてきました。

職員室に入ると微妙な空気が流れることを子供ながらに感じ取っていました。

両親は僕のこの変化に戸惑っていたようです。

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