2020/08/03

家族に電話をしよう

 

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先日、一人の有名人が自ら命を絶った。

ネットニュースでその記事を見つけた瞬間、
”ズキッ”と鋭い痛みが胸に走り苦しくなった。

けれどもまたすぐに、
「これはあくまで一例に過ぎないだろう」
という理性が働いて心は落ち着いた。

そう、人は死ぬ。

病気や事故に限らず、ある日突然、人は死ぬ。

”まあこの人に限っては大丈夫だろう”
そう思っていた人がいきなり死ぬ。

そんなタイプには見えなかった人も、
しばらく連絡をとっていない間に気づかず死ぬ。

何度も何度も繰り返すけれど、「人は、死ぬ」のだ。

 

 

人は変わらずとも周りは変わる。

周囲の人間、周りの環境、そして時代・・

この宇宙に変化しないものなど何一つない。

 

だからこそ、「もう大丈夫」なんて状態は存在しないのだ。

 

僕に近いところでも最低二人は自殺している。

しかも、どちらも、十二分に成熟した大人だった。

とてもそんなことをしそうには見えない
”いい加減な人間”だった。

それでも、コトは、起きた。

それはきっと、
たとえその人物は変わらなくても、
見える景色の方が変わってしまったからではないだろうか・・

中学3年で三度未遂を経験している自分の目にはそう映った。

 

 

僕たちはこのクソな時代を生きている。

クソ加減は日々加速度を増していて、
昨日よりも今日はもっとクソになっている。

やりたいこともやれず、楽しみはどんどん取り上げられていく。

こんな状況では、きっと、誰もが一度は考えるはず。

「自分は一体、何の為に生きているんだろう?」

その思考が死に向かうのは決して不自然なことではない。

なぜなら、正と死は表裏一体だからだ。

生の意味を考えるということは、
同時に、死の意味をも突き詰めていくことになる。

だからこそ、熟考した答えが、
「終わらせる」になることも十分あり得るのだ。

 

 

もっと話をしよう。

話をするだけで救われる命がある。

人と話すだけでも気持ちが少し楽になるし、
「自分のことを気にかけてくれたんだ」
と相手に感じてもらうこともできる。

 

僕は今日、帰ったら親に電話をかけてみようと思う。

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