2020/02/20

父の無念を晴らす

 

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僕の長年の探求の成果はわずか1ヶ月で終焉をむかえました。

このことについてハッキリとは僕に言いませんが、
父はとても残念がっていたのではないかと思います。

というのもお医者さんからは治らないとハッキリ宣言されました。

そしていつか大きな病気に発展する可能性を指摘され、
いわば爆弾を抱えた状態での生活を強いられていました。

もしなにか努力すれば元に戻るのなら希望もあります。

けれど元に戻らないのなら、
この先に待っているのは絶望しかありません。

そんな状況では希望すらもてません。

ハッキリ言えばお先真っ暗という感じです。

そんなお先真っ暗な状況のなか、
野菜ジュースという小さな光が見つかりました。

たしかに素人が見つけてきた即席の光なのかもしれないけど、
それでも何もないよりはマシだったはずです。

後述しますが、適当に探してきたいい加減な情報ではありませんでしたし。

「なんとか健康な体を取り戻したい、けれどその方法がない」

本当にもどかしい心理状態だった父にとって、
僕の提案は一時でも父の希望になっていたはずです。

・・しかしその希望はわずか1ヶ月で絶望に変わりました。

自分の無力さを痛感しました。

自分の提案したアドバイスに“リスクがある”と
宣告されてしまった以上、もうどうすることもできません。

 

自分がこれまで費やしてきた努力なんてけっきょく全て無駄だったのかな・・

口習といい父の病気といい、オレは敗けてばっかりか・・

 

僕はその後・・ますます自分自身の健康に“執着”しました。

なにがどうなるわけでもない。

ただ、自分は父と同じ状態になってはダメだと思ったのです。

父の分まで健康に
 父の分まで働いて
 父の分まで取り返す

それはまさに“父の無念を晴らす”かのような
執着ぶりだったと思います。

使いどころのない山積みの本から吸収されたその知識を、
父の代わりに自分の体に無理やり体験させるような、
そんな潜在意識からの働きかけだったのかもしれません。

良いと言われる健康法はどんどん取り入れて生活を改善し、
逆に害があると言われる習慣や食べ物は徹底的に生活から省いていきました。

この時期までに僕はかなり太っていました。

起業してから毎日外食で好きなものだけを食べるようになり、
記憶がなくなるまでお酒を飲むこともザラにありました。

出勤時間も関係ないので、いつも昼過ぎまで寝ていました。

ダラダラと起きてパソコンに向かって仕事をする毎日。

運動は一切しません。

このような生活をしばらく続けていた結果、
わずか数ヶ月で20キロ以上太ってしまいました。

ところが・・父とのやりとりをきっかけに、
生活習慣全てを見直す大改革をしていった結果、
いつの間にか体型は元に戻っていました。

別にダイエットをしていたわけではないのです。
「健康的な生活」ということを意識して生活を変えただけで、
体型が自然とリセットされていたのです。

 

ある日妻からこんなことを言われました。

 

「最近、寝室のニオイが変わった。」

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