2020/10/19

真逆の人間を求める理由

 

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テーマ:陰と陽

 

人生には何度か転機が訪れる。

一つの出来事をきっかけとして、
その後の人生が大きく変わるような場面だ。

例えば何かを決断した時は、その決断が分岐点となり、
自分の歩む道がそれまでと大きく変わることがある。

そういうきっかけが人生にはいくつかあるけれど、
「価値観が変わった時」というのもそのうちの一つだと思う。

自分が保持していた価値観が変わった時、
僕たちは、それまでの自分とは大きな変化を遂げる。

僕の場合はそれらの多くを妻から与えられた。

前にも一度言ったことがあるけれど、
僕は部屋にムダな物を置くのがとにかく嫌いだった。

観葉植物なんて無意味、間接照明やオブジェなど、
部屋を彩るための物は一切必要がないという価値観をもっていた。

ところが、その価値観は妻の一言をきっかけに一変してしまった。

ある日、妻に連れられて入った雑貨屋さんにて、
淡いブルーとピンクに彩られた馬の置き物を見つけた。

僕はそれを「可愛いな」とは思ったものの、
「必要ない」という合理的思考が一瞬で気持ちを打ち消した。

が、隣にいた妻が、
「これ、可愛いよね」と無邪気に言った。

常に感情最優先で、何事も無計画な妻らしい一言だ。

・・けれど、その妻の何気ない一言に、
僕はなぜだか背中を押されたような気がした。

「ここがチャンスだよ」

その時の僕には、妻の言葉が、
新しい自分に生まれ変わるための「金言」のように感じられたのだ。

そうして玄関に馬の置き物を飾ってみたところ、
その温かい彩りは疲れて帰ってきた僕に驚くほどの癒しを与えてくれた。

何の役にも立たないと思っていたものにも、
疲れた心を癒してくれるという素晴らしい効能があったのだ。

その体験は、僕にとって、
自分の価値観を根底から覆すほどの出来事だった。

”ムダな物にこそ幸福が隠れている”

それ以来、僕は非合理的なものに価値を感じるようになった。

 

 

価値観の変化は自分以外の人間によってもたらされる。

そしてそれは多くの場合、
自分とは真逆のタイプの人間からもたらされる。

なぜなら同じようなタイプの人間は価値観も似ているけれど、
真逆のタイプは価値観も真逆であることがほとんどだからだ。

自分にないものを取り入れた時、
僕たちはそれまでとは別人のように生まれ変わる。

その繰り返しが、僕たち自身(魂)を成長させてくれるのだ。

 

きっとそのことを分かっているから、
自分とは真逆の陰陽を求めるのではないだろうか・・

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