2021/05/12

この粛清は、他人事ではない

 

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最近、元大手お笑い事務所所属の芸人さんらが、古巣から粛清を受けていると感じる。などと訴えています。訴えているというより、その発言がやたらとネットニュースに取り上げられています。

また東京都では、例の宣言に「禁酒」の要請を盛り込む予定だと伝えられています。

粛清には「粛正」という同音異義語があって、使い分けのためにも、東京都の方はこちらで表現した方がよさそうです。文字通り、厳しく取り締まって規律を正す。という意味なので。

「清い」を用いる方は、とくに組織内において不正分子や反対勢力を力で追放すること。を指すようです。まさに芸人らの状況にぴったりですね。

ただ漢字の話などどうでもよく、いま社会で行われている一連のしゅくせい現象は、決して他人事では済まないだろうな。と個人的に思っています。

身近なところでいうと、このメールはメルマガスタンドというツールを使って配信しているのですが、特定の単語をタイトルや本文に入れると、とたんに受け取り側のサーバーから「迷惑メールだ」と認識されてしまいます。そうなるとメールが相手に届かなくなったり、こちらでは送信状態になっていても、相手側では受信箱にすら入っていないという状況が起こります。

ある程度想像できると思いますが、その単語とは例の◯ィルスに関連するものです。「◯急事態◯◯」とか「◯クチ◯」とか。そのての言葉を文章に入れると、サーバー側に受信拒否されてしまう。どこかのユーチューバーも同じようことを言っていました。

つまり、そのての話題に関して、自分の見解を不特定多数の人に伝えようとしたり、自分の考えを大勢に向かって発信しようとしたりすると、社会から粛清を受けてしまう。ということです。

それはもちろん、適当な話が人々の間に広まったり、嘘の情報がはびこったりするのを防ぐ、という目的があるからでしょうが、ただ文章にその単語を使っただけでも、管理側からブロックされてしまうようです。まるで”名前を言っちゃいけないあの人(ヴォルデモート)”みたいですね。

そのように粛清は、僕たちの身の回りにおいても水面下で広がっていて、決して他人事ではないと感じています。きっと飲食業やエンタメ業界だけでは済まない。一般人である僕たちにも、なんらかの厳しい行動制限が課せられるかもしれない。そしてそこに強い罰則が加えられるかも。

 

 

この菌は一人一人が協力をしなければ根絶できない。そんなことは、もはや誰もが理解していることだと思います。

けれども、これまで何度も書いてきたように、全員の価値観や考え方までをも一つに統一するなんて、できるわけがありません。

いや、やろうと思えばできると思います。もっと管理体制を厳しくし、強く取り締まりをしていくことによって。それこそ、もっと厳しい粛清を行うことによって・・。

僕たちが一つの考え方、価値観に統一されたなら、きっと全員の行動も一律になるだろうと思います。そうすればきっと諸々の問題も解決するはず。

だけど、じゃあ、僕たちの人生はどうなるでしょうか?

生き方を一つに統一された僕たちの人生には、もはや個性などありません。たとえ別々の街に住み、別々の仕事をしていたとしても、それぞれの生き方の根本はまったく同じ。何か一つの目的に向かって生き、そして死んでいくのでしょう。

僕はそんなの、絶対に嫌です。

 

この◯ロナ禍において、ある程度の粛清・粛正がなされるのは、致し方ないと思います。

だけどもそれが、僕たちの「生き方」にまで及ぶのならば、僕は絶対に、そんなのに従う気はありません。

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