2020/08/03

これは戦争

 

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先日、アメリカのトランプ大統領が、
コロナウイルス発生源を特定するため
武漢の研究所へ調査を依頼したという報道があった。

それに対して中国側は調査を拒否したらしい。

この行動はトランプだけでなく、
「こんな事態を招いたのは一体誰のせいだ!?」
と疑念をもつ世界中の人たちの反感を買っただろう。

巷ではコロナウイルスを”兵器”だとする話があるらしい。

どこかの誰かが、増え過ぎた世界の人口を減らすため、
新種の殺人兵器をバラまいているという陰謀論のような話だ。

その話が真実かどうかは僕には分からない。

いや、というか、そんなことはどうでもいい。

これが兵器かどうかは関係なく、
僕たちは、目の前で起きている出来事にしっかりと向き合わなければいけない。

 

現在は日本全国に対して緊急事態宣言が発令中だ。

けれどそれは自宅待機を強制するものではなく、
あくまで自粛を「要請」するものに過ぎない。

この状態で会社が稼働していれば、
会社から雇われている身としては出社しないわけにはいかない。

「クビになってでも出社を拒否するべきだろう!」

そう指摘する人の気持ちはとてもよくわかる。

けれど、働かなければ家族を養うことはできない。

また自分だけが仕事を休んだとしても、
依然として会社は営業をしている。

自分の仲間たちは、
リスクを覚悟したうえで今日も電車に乗っているのだ。

そんな状況で自分だけが出社拒否し続けていれば、
まるで「逃げている」ような気持ちになってしまうだろう。

ただ、誰か一人がコロナに感染したら
会社は営業停止を余儀なくされる。

”もしも、その感染者が自分だったら・・”

周りは一体、どんな反応をするだろうか?

「クソッ! アイツのせいで・・」

周りから強い非難を浴びることは想像に難くない。
(とくに会社の上層部から)

だからたとえ口では楽観的なことを言っている人たちも、
本当は誰もが内心ビクビクしながら働いているはずだ。

 

いま、こんな状況が至る所で起きている。

職場で、任意の団体で、そして近所で・・

誰もが「最初の一人」になることを恐れて生活している。

自分が感染者(原因)になってしまい、
周りから悪者扱いされることを恐れて生きているのだ。

そう・・要するに、怖いのはコロナじゃない。

「人間」なのだ。

いま僕たちの目の前で起きているのは
コロナウイルスによる猛威ではない。

コロナによって巻き起こる人間同士の争い。

つまりは、人間と人間の戦争なのだ。

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