2021/08/23
それでもコーラは美味しい
なにやら世間が騒がしいですね。例の数のことでしょうか。
こういう時はニュースを観ないに限ります。目を閉じ耳を塞ぎ、自分のやるべきことをやる。
社会(人)貢献の在り方は人それぞれだと思います。僕は己の責務を全うするだけ。どのような生活を送っていようがもはや他人事で済まないのは皆同じ。ここで暮らしている以上、誰もが向き合わなければいけないこと。
けれども騒ごうが、嘆こうが、心配しようが、今この瞬間に自分がやるべきことは変わらない。
だったら黙々とパソコンと向き合っていたいと思います。今日も、明日も、そしてこれからも。
数年ぶりにコカ・コーラを飲みました。
美味しいですね。
こんなに甘くて美味しい飲み物がたった100円で買える喜び。なんという幸福か、と小学生の時に思ったものです。久しぶりに童心に帰ったような気持ちになれました。
父の病気と向き合った数年前から、自分が口に入れるものには注意を払うようになり、かのような清涼飲料水を口にすることは滅多になくなりました。ラーメンなどのジャンクフードは欲望のままにドカ食いすることはあっても飲み物は水か珈琲。アルコールというストレス発散への強い味方があったからだと思います。
ましてやコーラといえば大量の砂糖が混入されていることで知られる代物。虫歯や内臓に対する影響を考えたら口にする気は起こりませんでした。黒光したあのビジュアルもなんだかポイズンを想起させる。
しかし飲んだら、美味しい。
体に悪かろうが、やはり美味しい。
子供の頃は「骨が溶ける」だとか「虫歯になる」だとか、うちの祖母がその存在悪を声高に主張していました。あれには絶対に手を出しちゃいけない。悪い飲み物だ、と。
世間ではいっとき「中毒性がある」なんてこともいわれていました。一口飲めばまた数日後に飲みたくなるような物質が混入されている。飲むと禁断症状が起こるぞ。そんな都市伝説みたいなこともまことしやかに囁かれていました。まさに禁止薬物であるかの如き悪評。
しかしそれでも、コカ・コーラは今なお存在していて、世界中の子供たちを笑顔にしている。世間では存在悪だと言われながらも、一方では人々に幸福のひとときを提供している。だって間違いなく体には悪いのだけど、結局のところ、コカ・コーラという飲み物は美味しいのだから。
人生っていろんなことがあるんですね。
まさか自分が生きている間にこんなご時世になるとは想像だにしていませんでした。
生きる、って、こんなにも苦しいものなのかとあらためて思う。
しかしそれでも生きているし、生きたいとも思っている。これは本能なのでしょうか。不思議です。
大変ですが、頑張ります。頑張りましょう。
それでもコーラは美味しいのだし。
関連記事 - Related Posts -
最新記事 - New Posts -
-
2023/09/23
-
スピリチュアルとは極端な性格のものではないはず
-
2023/09/23
-
自己啓発本は利用すればいいと思う
-
2023/09/18
-
過剰に適応しようと躍起になるのも、どこか醜い
-
2023/09/18
-
潔癖なまでの「自分らしく」は危ないのかも