ただそこにあるだけの物には価値がない

 

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これ以上ない快晴。最高のお出かけ日和になりました。ありがとう、太陽。関東や東北地方など、東の方では夕方まで雨が続くみたいですが、全国的には晴れているところが多い模様です。例の状況的にも、少し太陽の光を浴びてみるのも良いかもしれませんね。

今日は少し大きな買い物をします。といっても3、4万円程度の買い物。今の自分にとっては大きいです。

今年から『白と黒の服しかない』という小テーマを掲げ、そろそろ春夏秋冬すべての時期を経ます。春の暖かい時期、夏の暑い時期、秋の肌寒い時期と、季節を経る毎にクローゼットにあった洋服を一新させてきました。緑、青、グレー、ずっとカラフルに彩られていたクローゼットがいまや白と黒のコントラストのみに。とてもシンプルで、なんだか安心感があります。きっと〝明確〟だからかもしれません。この人はこういうことがやりたいんだろうなあ、というコンセプトが見えるので。何がやりたいのか分からない人、分からない作品って、なんだか困惑してしまいますよね。意図がまったく分からない映画とか。

その小テーマの集大成ともいうべき冬のアウターを、今日は購入してきます。自分にとっての一張羅。既に試着申し込み済で準備は万全。既存の服とのコーディネートのイメージも、頭の中ではしっかりと固まっています。あとはその確認をするだけ。

今日のために根気強くメルカリに出品し続けてきました。ブランド物や洋服、家電や事務用品。ついには本棚にあった自己啓発本まで処分してしまいました。過去に何度も自分を助けてくれた恩人たち。本がなければ間違いなく今の自分はありません。またその他所有物に関しても、その時々の思い出が詰まっていて、どれも大切なものばかり。

が、やはりこう思いました。「ただそこにあるだけの物には価値がない」と。

思い出は心の中にあるのだから、その物を失ったとしても、決してそれが消えてなくなってしまうことはない。むしろその存在は記憶の中にあって、目の前に見えている物質とはもはや別物として存在している。

つまり、そこにあるのは、ただの物。カバンは単なるカバンでしかなく、本は本でしかない。

もはや利用価値を感じていないのであれば、そこに置いておくよりも、また利用して価値を創造できる人に渡った方が、物としてもよっぽど嬉しいだろう。使われてこその物の人生。その使命をまっとうさせてあげよう。

今年一年で所有物を売りまくりました。けっこうな金額になりました。それらは自身の掲げた小テーマに使われ、市民税の支払いにまかなわれ、そして執筆中の小説の自己出版費用にあてられます。まさに活きたお金として使わせていただきました。

さようなら、物たちよ。

新しい主の所有物となって、またその人の人生を彩ってやってくれ。

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