2021/08/23

みなぎる活力

 

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不幸な出来事その8「借金」

一年前から作家を名乗り、
これ一本で飯が食えるようにと日々活動している。

今はもう借金はない。

それなのに、毎日ものすごい活力で仕事をしている。

借金返済のために追い込まれ、日々ガムシャラに仕事をしていた時よりも仕事ができている。

僕は元々睡眠時間が長い方で、
借金していた時でも最低六時間は寝ていた。

そうしないと自分は活動できない人間だと思ってた。

ところが今は三時間睡眠でも平気で本を書いている。

睡眠時間を削ってでも
本を書きたいと思っているのだ。

追い込まれて書いているのではないし、
切羽詰って書いているわけでもない。

朝起きた瞬間から、いきなりヤル気に満ち溢れているのだ。

以前は「よし、やろう」とスイッチをいれてから日々仕事をしていたけれど、
今は「やろう」ということすら思っていない。

ただ単に日々書いている。

そう、まさに日々自然に体が動いているのだ。

そうなるのは自分が本当にやりたいことをやっているからだと思う。

会社を経営していたあの時は、
日々借金を返済するために労働していた。

”お金を稼ぐためにお金を稼いでいた”。

今の自分は作家として生きてくために
本を売ってお金を稼ごうとしてる。

お金を稼ぐ目的がまったく違う。

そこまで自分がやりたいと思えることを見つけられたのは、きっとあの無気力な期間があったからだと思う。

借金返済のために日々ガムシャラに働いていた期間があったからだと思う。

つまりは借金を抱えたことによって、
僕は自分の本当にやりたいことを見つけらたのだと思う。

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