ネコ科の人間にSNSは向いてないのかも

 

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近頃では、自分の興味や関心が、他者よりも自分に向いている人たちのことを「内向的な人」と表現するそうです。他者に関心が向いている「外向(外交)的な人」の対義語として。

僕のようなネコ科の人間は、内向的な人に近いのかもしれません。

SNSをやらない理由もそうです。一応のつもりで自分も利用していたSNS黎明期から、ずっと拭えることのない疑念がありました。

「他人の生活なんて、別に知りたくないけど」

ブログ(ウェブログ)という、自身の日記を不特定多数に公開する最初のSNSは、結構好きでした。元々文章を書くのが好きだったし、他人の思考に触れることには、幼い頃から強い関心があったからです。文章には、その人物の人となりが自然と表われてくるので、そこから本人の人間性を想像するのが楽しかった。

けれども、ツイッターが登場して短文のコミュニケーションが盛んになり、フェイスブック(後にこの役割はインスタへ)が登場して画像主体のコミュニケーションが主流となると、自身のSNSへの興味は、急激に失われていきました。

内向的な人間の特徴として、「意味のあるものにしか関心が向かない」という点が挙げられるそうです。技術向上や知見獲得のための時間だけでなく、人とのコミュニケーションにおいても、何らかの意味や価値を求めてしまうのだそう。そのために、何気ない日常会話を非常に苦手とする人が多いのだそうです。

まさにSNSが、そうですよね。

自身の日常生活を切り取った投稿に対して、他人が「いいね」と評価を下したり、「憧れます」などと称賛の言葉を送ったりする。そのコミュニケーションの形は、他人と交わす何気ない会話のそれとほぼ同様。

「今日さ、こんなことがあってさ」

「へえー、すごいね。羨ましい」

その瞬発的に交わされる会話のキャッチボールには、お互いの価値観の交流や、有意義な意見構築のための建設的なディベートなど、まったく求められてはいない。相槌を打ち、共感してくれて、そして軽いコメントを添えてくれたらば、それでいい。それ以上は求めていないし、それ以上のことは面倒でしかない。SNS利用者の大半が望んでいるのは、そのような”ライトなコミュニケーション”なのではないかと思います。

だからこそ内向的な人には、SNSはあまり向いていないのではないか。そんなことを僕は思います。

なぜなら、他人との深いコミュニケーションを好むのが内向的な人たちであり、そして僕のようなネコ科の人間だからです。

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