2020/08/03

与沢翼の影響

 

この記事を書いている人 - WRITER -

『威圧』について・・

過去にもっとも他人から威圧を受けたのは、
ビジネスの世界に参入した時だろう。

周囲の人間たちから、
「絶対に成功するわけがない」
と散々言われた。

僕が参入したのはインターネットを使ったビジネスだ。

僕が参入した当時は、まだ世間の認知度も低く、
それが何をするのかさえもまだ知られていなかった。

しかしある時を境に、
この”ネットビジネス”の認知度は急激に高まった。

「与沢翼」という人物が登場した時だ。

彼はネットビジネスに参入した当初からその存在感を発揮し、
あれよあれよという間に業界で知らぬ者はいない有名人となった。

そして彼はメディアに出演するようになった。

世間は彼を「ネオヒルズ族」ともてはやし、
フェラーリを乗り回してタワーマンションでパーティーを繰り広げるサマを面白可笑しく取り上げた。

彼が主にやっていたビジネスは、
数あるネットビジネスのうち、
「アフィリエイト」「ネットスクール」
この二つだった。

しかし世間は細かいくくりなど気にも留めず、
総じて「ネットビジネス=邪悪」という認識で一致した。

そもそもの話だが、”ネットビジネス”なんてものは存在しない。

元々、世の中にはたくさんのビジネス(事業)が存在している。

それらがインターネットの誕生によって、
単に「商品を売る方法が増えた」というだけなのだ。

アフィリエイトというのは紹介ビジネスだ。

しかし、紹介ビジネスなんてものは、
インターネットができる前から存在している。

ネットを使った仕事=ネットビジネス

このように考えてしまうと、
そのほとんどが邪悪に見えてしまうのだ。

ただ⋯世間のこのネットビジネスに対する認識は、大体合っている。

実際に、通称:ネットビジネスをやっている人間と会ってみると、
ほんの数分間、会話を交わしただけで気分が悪くなる。

彼ら・彼女たちは、あまりにも短絡的で合理的で、
組織で働く労働者たちを見下しているからだ。

そんな邪悪なネットビジネスを始める、
という宣言を彼女(現在の妻)にしたところ、
彼女は僕に隠すこともせず、合コンに参加した。

要するに「こいつはもうダメだ」と、
僕に対して思ったから、という事らしい。

僕に代わる別の結婚相手を探しに行ったのだそうだ。

人はなぜか可能性が広がることを恐れる。

選択肢が生まれることを恐れる。

道が一本しか存在しなければ、
どうすればいいかを考える必要がないからだろうか。

とかく「成功」という言葉には敏感で、
それを口にすると、激しく他人から否定されるハメになる。

だけど他人から否定されればされるほど、
僕には目標に向かって行動する活力が生まれるだけだった。

少し余談になるが、
ネットを使った個人貿易ビジネスがうまくいった頃、
僕自身も世間の労働者を見下していた。

汗水流して働く人たちをバカにし、
組織や上司に従う人間たちを奴隷のように見ていた。

ビジネスを始めてから、
あまりに周囲の人たちから人間性を否定されたので、
僕の方も相手の人間性を否定したくなったのだ。

だけど、その自分の考えを口に出していたところ、
父や母がとても悲しそうな顔をするようになった。

その顔を見た時に気付いたのだ。

僕はこの人たちが汗水流して働いたお金で育てられたのだ、と・・

この記事を書いている人 - WRITER -
 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© 売れっ子Kindle作家 大矢慎吾 , 2019 All Rights Reserved.