2020/08/03

人は本音を隠す

 

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不幸な出来事その3「ニオイ」

小さい頃から毒舌だと言われてきた。

しかしニオイに悩むようになってから傷付くという感情を知り、
言葉の暴力の凶悪さに気付いた。

そして人はたとえ傷付いても、
決して「傷付いた」とは教えてくれないものなのだと知った。

これはニオイに関しても同じだ。

相対している人の口や体のニオイを感じても、
相手は面と向かって「あなたはニオう」とは言わない。

傷付いた時と同様に何も無かったかのような態度をとる。

言葉には出さず、手で鼻を覆ったり、
「ウッ」という不快な表情をするくらいだ。

そうしておいて陰で被害者・加害者を明らかにしながら周りに言いふらす。

僕は不快な表情をされた経験も、
被害者話を聞かされた経験もある。

被害者話を聞いている時は無表情で頷くことしかできなかった。

このような人の振る舞いを目の当たりにしながら、
自分と違って人は思ったことを口にしないのだと知った。

こちらでは散々相手のことをボロクソに言っているくせに、
相手の前では笑顔で相手と会話を交わしている。

人とは、そして大人とはそういうものなのだと思い知った。

しかしそれと同時にこう思うようになっていった。

「どうして面と向かって言わないのだろう?」

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