2021/05/12

人間関係の在り方は自分で決める

 

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ついさっきコンビニに行ってきました。メルカリで売れたものを発送するためです。

以前から少し気にはなっていました。あの駅前のローソンはなんとなく嫌な感じだなと。店員さんの愛想が悪いとかそういうレベルではなく、店全体の雰囲気がなんだかちょっと不快。具体的に何が? と聞かれても困るけど、店内に漂う空気に違和感を感じる。お客さんを「客」と呼んでいるような、そういう空気感です。

駅前に唯一存するコンビニ。その立地条件が、働く者たちの労働意識を狂わせているのかもしれない。あるいは、立地条件にあぐらをかいたオーナーの怠慢が、人の役に立ちたいという労働者たちの貢献意欲を削いでいるのかも。などと妄想を膨らませていました。

一連の発送手続きを完了させ、妻に頼まれたお菓子を購入しようとレジに向かうと、二台あるうちの一つが「セルフレジ」でした。使い方は分からないけどとりあえずレジ前に立ってみる。

しかしよくよく説明書きを読んでみると電子マネーしか使えないとのこと。その利用する際の要点をまったく客側に伝える気のない説明書きに若干苛立っていると、「どうぞ」と女性店員さんにもう一台のレジへと促される。

「あのセルフレジは現金が使えないんですね」

そんな僕の言葉など無視して淡々と「423円です」と言う店員さん。名札にはダンという名前が。そんなの説明書きを読めば分かるだろうが、とでも言いたそうな表情。

そういえばさっき、メルカリの発送手続きでまごついていた時も同様の反応をしていた。どうしてこれくらいのことができないんだよ。という目つき。

その瞬間になんとなく理解ができた。

なるほど。セルフレジがあるのだから全部自分たちで勝手にやれよ。ということなのか、と。

セルフレジなら店員さんの手間も減る。商品の陳列や在庫の補充に集中できるだろうと思う。

客側としても、感じの悪い対応によって不快な気持ちにさせられることもなくなる。温かいものと冷たいものを同梱されたり、炭酸飲料をドンッと詰められて開封時に暴発するイライラもなくなるだろう。

応対しない。触れ合わない。その方が、お互いにとってメリットがあるのかもしれない。

しかし同時にこうも思った。もしもその方がいい、と大多数の人が思ったなら、今の社会から数多くの職業が失われるだろう、と。

そう考えたら「セルフレジの方がいい」と思った自分の発想を、少し恐ろしく感じてしまいました。人間より機械の方がいい、だなんて・・。

 

 

僕はそんなにできた人間ではないので、小さいことでムカついたり、どうでもいいことで苛立ったりしてしまいます。とても大人げないと自分でも思います。

だけど、だからといって相手に対して「不幸になれ」とまでは思いません。その人が苦しんでいる姿を見て喜ぶ気にはなれない。そこまでは思わない。

もしも他人の、いや、お互いの不徳を許容できなくなっていけば、きっと冷徹で、まったく遊びのない超道徳的社会が形成されるのではないかと思います。倫理から外れることを一切認めない社会。

単なる妄想にすぎませんが、今日のコンビニと昨今の社会の様子を見ていると、そんなふうに思えて仕方がありません。

 

ただ、社会がどのように変わっていこうが、僕はその変化した社会に適応する気はありません。

自分は、自分なりの人としての在り方でもって、これからも他人と接していくつもりです。

社会から提示される「人間関係の在り方」に従う気は、一切ありません。

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