2021/08/23

今この瞬間に全てを注ぐ

 

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台風が近づいているそうです。会社によっては今日から9連休のところもあるみたいですね。

会社組織に属していない。ニュースを観ない。友達がいない。

「3ない」の僕には、世間の動向がよく分かりません。オリンピックという世界のお祭りが開催されている今日のこの国は賑わっているのだろうか? なんらかの想いを作品に昇華して世間に届けることをしていながら、自室にこもって世間とは隔離された生活を営んでいる。作家というのはまったく奇妙な生き物である、とつくづく思います。

しかしそうした生活を送っているからこそ、あるいは感じられることもあるのかもしれません。いわゆる〝客観的な視点〟というやつです。人や組織に対する利害関係がない分、余計なことを気にせずに済むのかもしれない。

最近、こんな言葉が頭に浮かびました。

『もはや無理ゲー』

他人のことを考える。そして自分のことも考える。そうすると、もはやどう見ても無理ゲーだとしか思えなくなってしまいます。

何かを守ろうとすることは同時に何かと戦うことを意味する。

何かを主張することは同時に何かを否定することを意味する。

けれども閉口していると無条件に従うことになる。

こうして書いたこの文章も、きっと誰かを口撃していることになっているのだと思います。何らかの想いがあるからこそメッセージを発信しているわけですから。

だからこそ無理ゲーだと感じるわけです。

「調和のとれた対人関係」という観点において。

 

 

一体なにを拠り所にして今を生きればいいのか? と悩んでしまいますが、僕の場合はこんな結論に至りました。

『今この瞬間を生きればいい』

将来を見越して、とか、未来のために、とか、そんな先の話は考える必要がない。自分にとってもっとも大切なのは目の前にある今この瞬間なのだ。目の前の物事に自分というエネルギーを注げばそれでいいのだ。と。

きっと誰もが漠然と「幸せ」について考えると思いますが、幸せについて考えれば考えるほど、今この瞬間の大切さに行き着きます。なぜなら今この瞬間の幸せを疎かにすることはできないからです。将来どうなるか、なんて話に確実性はないので。たとえ誰かが環境について言及していたとしても、その時を生きる自分のことは自分自身にしか分からないですし。

そう考えていくと、〝今この瞬間を幸せにしよう〟という思考に行き着きました。

それだったらば、なんとなくできる気がするからです。

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