2021/08/23
僕の場合は本を書く
数日前に大きな台風が日本を襲った。
幸運なことに僕の住んでいる地域の被害は少なく、
その恐ろしさを体感することはなかった。
未だにその恐ろしさが僕には全然わからない。
だけど当初死者数は2、3人と言われていたのに、
今日の朝一では80人近くだと報道されていた。
一昨日の時点では、そこまでの状況だなんて認識してなかった。
状況がわかった今でもこうしてパソコンに向かっているなんて、
やっぱり僕は、その怖さを何にもわかっていないのだと思う。
こういうニュースを見る度に動悸が激しくなる。
他人事のように見ている場合か?
などと自分を責めたくなる。
何かしなければ・・
と焦ってできる事を探し出す。
だけど、あれこれと考えた末、
またこうしてブログを書いている。
また本を執筆している。
もちろん明日も本を執筆するつもりだ。
例えば宝くじで1億円当たったらどうだろう?
その日を想像してみたら、僕はやはり本を書きたいと思った。
例えばあと1年で死ぬとしたらどうだろう?
その状況を想像してみたら、僕はやはり本を書きたいと思った。
もしも事件に巻き込まれて人質に取られたとしても、
ミサイルがこの国めがけて発射されたとしても、
もう一度大きな災害がやってくるとしても、
僕はやはり本を書きたいと思った。
僕にはそれしか無い。
たとえ無責任だと言われても本を書きたい。
それが自分にとって、
命を全うすることだと思うから。
近頃、災害が頻繁に起こるようになってきた気がする。
いよいよ自分もいつまで生きられるのか分からない。
明日は自分の番かもしれない。
だから今日も本を書く。
こんなことに意味がなかろうとも本を書く。
誰にも見向きにされなくても本を書く。
死にたいくらい辛くても本を書く。
命を削って本を書く。
魂を削って本を書く。
たとえ明日死ぬとしても本を書くんだ。
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