2021/08/23

僕の背負ったカルマ

 

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テーマ:カルマ(業)

 

カルマは罪深い行いに対して課せられる。

人が嫌がることや、
自分のエゴで他人の学びの機会を奪うことがそうだ。

けれどもそれらを超えるほど、
この世でもっとも罪深いといわれることがある。

それは、『自ら命を断つこと』だ。

 

 

これまでに僕は幾度なく言ってきた。

”命が尊いのではなく、人生が尊い”

命そのものが尊いのではなく、
命を授かって生きるこの人生こそが尊いのだ、と。

命は大切だからと痛みや苦しみを避けていては何も学べない。

部屋に一人こもっていれば、
辛い目に遭うことも苦しい思いをすることもないだろう。

けれどそんな人生、果たしてどうなんだろう?

命を過剰に大切にするあまり、
人生を疎かにするのはむしろ命を粗末にする行為。

貴重な命を授かってこの世に生まれてきたのなら、
この命を使って一生懸命に生きることが大事なのではないか。

時には死にたくなるほど辛い思いをすることもあるだろう。

だけどそうやって命をすり減らしながら生きることで、
僕たちはこの人生から多くのことを学ぶ。

だからこそ大事なのは命よりもこの人生なのだ、と。

・・ただ、死にたくなるほど辛いからといって、
本当に死んでしまうのはやはり違う。

なぜならそれは、”命を与えてくれた存在”を無視する行為だからだ。

 

 

自分の人生は自分だけのもの。

誰からの指図も受ける必要はない。

けれど、命は違う。

命を与えてくれた存在がいるからこそ、
僕たちは今、この人生を生きることができている。

命は決して、自分だけのものではないのだ。

だから自分だけの意思で勝手に命を捨てることは、
この世でもっとも罪深い行為にあたる。

そうしてその人物は、逃れることのできない絶対的なカルマを背負うことになるのだ。

 

 

知っている人もいると思うけど、
僕は15歳の時に三度、自ら命を断とうとした。

そのことで僕は大きな大きなカルマを背負って今この人生を生きている。

だからこそ僕は、誰よりも真剣に生きなければならない。

普通の人ならば自殺してしまうほどの苦しみにも耐えなければいけない。

その想いが、僕を執筆活動へと駆り出させている。

これが本当にカルマなのかどうかなんてのはどうでもいい話。

 

結果、そのおかげで僕は一生懸命に今日一日を生きることができているのだから・・

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