2021/08/23

勇気をください

 

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昨日の夜、職業の選択の自由を奪われる夢をみて、ひどくうなされました。おかげで中途半端な時間に目が覚めてしまい、今日は寝不足です。

10月に会社員を辞め、作家に専念してから、はや半年が経とうとしています。

365日家にいて、ひたすらパソコンと向き合っている生活は、一般的に見れば異常だと思います。きっと最寄りのコンビニの人たちは皆んな思っているはず。

”あの人、一体どんな生活してんの?”

24〜28歳まで同様の生活をしていたこともあって、その手の視線にはもう慣れたものです。平気でパジャマでコンビニに行ったりする。ずぶ濡れの髪の毛などでも。

だけど、ふとした瞬間に、冷静になることがあります。

「もう、引き返せないな・・」

職歴はスッカスカ、家も車も所有していなければ、子供もいない。元々学歴がないうえに、ろくに友達もいない。つまりは財産もコネも何もない。そんな状態で、今日まで生きてきました。

そうして未だに売れっ子作家を目指して主夫をやっている・・。

もはやこれで芽が出なければ、好き勝手にただ生きてきただけの人生ではないか。と思ったりします。

お前の人生は一体、何だったんだ? と・・。

 

 

自分の生き方に疑心暗鬼になる瞬間がたくさんあります。

そんな時は、静かに目を閉じて、過ごしてきた日々を思い返すようにします。

「自分はどうしてこんな道を歩いてきたのか?」
「なぜあの時、角を曲がる決断をしたのか?」
「あの頃は何と戦っていたのだったか?」

そうすると、自分の心に納得に近いものが湧いてきます。

「ああ、そうか。だからこそ今自分は、こんな生き方をしているのか」

過去を振り返ってみるとよく分かります。すべてはこれまでの日々があったからこそ、現在の日々がある、ということに。

 

迷い、立ち止まってみても、結局、歩む道は変わりません。これは昨日今日歩み始めた道ではないのだから。そうでないと、これまでの体験を全部否定することになってしまう。

過去の自分が、今の自分を応援してくれます。

だから僕は、過去を振り返り、いつも自分にこう願っています。

「この道を歩み続ける勇気をください」

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