勝手に競争してればいい

 

この記事を書いている人 - WRITER -

見かけによらないとよく言われますが、僕はとても負けず嫌いです。表情に乏しく、感情をあまり表に出すこともないけれど、心の中では「絶対に負けてたまるか!」と一人叫んでいます。

それゆえに、意識して気をつけるようにしています。

『人と競争してはいけない』と。

競争社会という言葉があるように、社会ではやたらと人と人が競争をしています。最近の学校教育はあまり順位をつけることをしないそうですが、ひとたび社会に出れば、あらゆる場面で競争が繰り広げられていることに気がつくはず。明示的に順位づけをしていなくとも。

最初の競争は就職した会社にあります。しかも社外の人間との競争ではなく、社内の人間同士の競争。

僕はこの競争を『陣取り合戦』と呼んでいました。

会社組織はピラミッド構造になっていて、上にいけばいくほど、組織内での権力は強くなります。けれどもそんなものとは別に、学校のクラス内における上下関係のような、人間同士の見えない上下関係が存在します。人と人が共同生活を営んでいると自然と上下関係を作ろうとするそうです。野生の世界もそうですよね。

同じ会社の人間同士、皆んなで協力をするべきはず。けれども誰もが、自分だけに責任を押し付けられないように、そして自分だけが仕事を押し付けられないようにと、仲間同士で妙な駆け引きをしたりしている。できるだけ自分の味方を増やし、社内での”自分の立ち位置”を確立させようと、目に見えないポジションを巡って争っている。

僕はその様子を「くだらないなぁ」と思いながら静観していました。

我が道をゆくネコ科の人間にとっては、会社での自分のポジションなんて、どうでもいいです。別に誰に気に入られようが、嫌われていようが、どのみち皆んなで仕事をしていくのだから。

そのような態度で勤務していたせいか、僕は誰からも懇意にしてもらえませんでした。当然ですよね。こんな奴に恩を売ったところで何の見返りも期待できないわけですから。いわば”おごり損”をするだけです。

そのおかげで僕は自分で仕事を覚える羽目になり、先輩の仕事を目で見て盗むという苦労を背負い込むことになりました。社会に出てからずっとそのようにして仕事を覚えてきました。

なかなか大変でしたが、慣れてしまえば気楽なものです。教わる人物の器量によって、自分の仕事ぶりが変わってしまうことがないですから。

教え方がうまいとか下手とか、関係ない。自分で自分の仕事の能力をコントロールできるわけです。

他人に自分の人生をコントロールされることを何より嫌う僕にとっては、自己責任な感じで、心地よかったです。

 

 

陣取り合戦は、会社以外にもあらゆる場面で繰り広げられています。

人と人が集まって何かをしている場では、必ずといっていいほど、ある。大学のサークルでもあるだろうし、ママ友のなかでもきっとあると思う。

けれどもそのような陣取り合戦に参加するのは、辞めることをオススメします。

なぜなら、人と競争をしていると、相手に勝つことが目的になってしまい、本来の自分の目的を見失ってしまうからです。

人に勝つことが目的なのでしょうか? そんな人生を望んでいるなら別にいいと思いますが、自分の人生を豊かにすることが、本来の自分の目的であるはずです。

だったら自分が満足できる結果を目指すことが大事。人と比べた時の順位なんて、どうでもいいのです。

 

僕はなまじっか負けず嫌いなので、競争の渦に巻き込まれると、ついつい相手に勝とうと妙な努力をしてしまいます。別にそんなことやりたくもなかったのに。

なので、意識して競争を避けるようにしています。自分の人生を豊かに保つために。

いつも競争の渦が目の前に現れたら、「勝手にやってろ」と思っています。

この記事を書いている人 - WRITER -
 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© 売れっ子Kindle作家 大矢慎吾 , 2021 All Rights Reserved.