2020/08/03

友達を切る

 

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『嫉妬』について・・

脱サラして3年半ほど予備校生をしていた。

公認会計士試験に挑戦するためだ。

僕が挑戦を始めた2009年前後は、
国が会計士を増やすために合格基準を引き下げていた。

この頃から三大難関国家試験と謳われていた、
・医者
・弁護士
・公認会計士
この三つに「国家公務員一種」が混ざってくるようになった。

いわゆる難関大学と謳われる「MARCH」に、
「上智大学」や「学習院大学」が混ざってくるようになったのと似ている。

公認会計士試験はもはや最難関試験ではなくなった、
そう言われた出した頃に僕は参入した。

挑戦から2年ほど経ち、
短答式試験(一次試験)に合格すると、
僕はフェイスブックをやり始めた。

その理由は就職活動のためだ。

当時、会計士試験合格者は日本に溢れていて、
受け皿となる「監査法人」側が受け入れ拒否状態になっていた。

会計士は論文式試験(二次試験)に合格し、
監査法人で実務経験を3年積んだ後、
三次試験に合格して晴れて「公認会計士」となる。

つまり会計士試験に合格できても、
監査法人に就職ができなければ、
列記とした会計士にはなれないのだ。

しかし監査法人は民間の営利目的の企業だ。

一般企業と同じで、必要以上の人材は要らない。

その結果、合格しても会計士になれない「合格者難民」たちが、
日本中に溢れていたのだった。

そんな混沌とした就活市場において、
僕のような大学も出ていない28歳の人間が
まともに相手にされるわけがない。

そこで、早い段階からフェイスブックを使い、
先輩の公認会計士たちと繋がっておこうという魂胆だった。

監査法人は、コネ入社が多いのだ。

フェイスブックを始めると、
早速学生時代の友達たちから友達申請がきた。

そして僕が試験に挑戦していることを知ると、
みんなが声を揃えて僕を応援してくれた。

僕が逐一、自分の状況を報告する度に、
「頑張ってね」というコメントをみんながくれた。

しかし、試験は残念ながら不合格となり、
当初決めていた挑戦期限を過ぎていたので、
僕は次にどうするかを早急に決める必要があった。

色々考えた結果、僕は起業という道を選んだ。

そして、会計士試験挑戦日記のようだった僕のフェイスブックの記事は、
「起業家への挑戦日記」へと内容が変わっていった。

するとそのあたりから周りの反応が変わった。

それまではいいね!やコメントをくれていた知人たちが、
こぞって僕の投稿をスルーするようになった。

目標達成を告げた投稿にもまったく反応はなかった。

いつしかsnsの意味を見出せなくなった僕は、
フェイスブックのアカウントを停止した。

すると、この頃から妙な噂を耳にするようになった。

「大矢慎吾がマルチ商法で大儲けしている」

僕が起業家として活動していた貿易事業が、
勝手にマルチ商法へと変換されていたのだった。

そして僕は、地元の友達との繋がりを切る事を決断した。

あれは、僕の背中を押してくれていたのだ。

僕が幸せになるために背中を押してくれていた。

おかげで僕は他人からどう見られるのかを一切気にしなくなり、
今では自分の本当にやりたい事をできている。

他人の目に悩み、苦しむ事などない。

真の幸福を手に入れた。

そう、あれはきっと、僕が幸福になるための背中を押してくれていたのだ・・。

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