2020/08/16

口臭問題の最後に待っているもの

 

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口習の悩みの構造は、家の構造と似ています。

ボロボロに傾いた古い家を建て直すため、
床や壁や屋根をキレイにします。

僕のように基礎から作り直し、
新しく家を建てるような人もいるかもしれません。

しかしどれだけ家がキレイになったとしても、
最後に重要な課題が残っています。

それは、
「出来上がった家を自分がどう思っているか?」
ということです。

たとえば気になっていた屋根を新しくします。

新品のピカピカの屋根です。

これで家は前よりキレイになっているはずですが、
また他の汚い部分が気になってしまうかもしれません。

それで次は壁を新しくします。

壁も屋根もキレイになった、
けど、どうも気に入りません。

そして床も新しく取り替えます。

壁も屋根も床も見た目はキレイになったけど、
やっぱりまだ納得できません。

ついに意を決して家を取り壊します。

基礎から傾きを修正して作り直して、
もう一度新しい家を建てました。

それは傾きもない見た目にもピカピカの美しい家です。

ところが、あなたはこう思うかもしれません。

「この家を他人はどう見ているのだろう?」

自分では努力してきたつもりです。

キレイにしたつもりです。

けれど、もし他人から「ダサイね」って言われてしまったら・・
自分の家に自信がもてなくなってしまうかもしれません。

自分の匂いは客観的に評価することができません。

もし自分では匂いを感じていなかったとしても、
他人はどのように感じているのか?
それはその他人にしかわかりません。

仮に、他人から「すごいキレイな家だよ」と言ってもらえたとしても、
その言葉がお世辞なのか本音なのか、相手の言葉を信じられなければ、
まだ課題は解決していません。

そして、他人からどれだけ「すごいキレイな家だよ」
と言ってもらえたとしても、自分がまだ家の細かい部分が
気になっているのなら、課題は解決していません。

つまりどれだけ家をキレイにしたところで、
その出来に自分が納得できていなければ、
悩みを解決できたとはいえません。

「自分が納得しているかどうか?」

これが口習の悩みの最後の課題です。

 

「人生最良の瞬間」が訪れてからは、
僕はひたすら“口習の謎 ”を追いかけてきました。

口習の正体が血液だとわかると、
自分に起こった変化を理解することができました。

そして最後に、
口臭との戦争を終わらせるために、
僕は行動を起こしました。

「オレの息を、毎日チェックしてほしい。」

妻に協力をお願いしました。

「オレは本気で口習の悩みを解決したいと思っている。

  自分では他人の感覚はわからないから、
◯◯◯(妻の名前)が感じたその匂いを、
正直に教えてほしい。

  臭い時は臭い、と、ハッキリ言ってほしい。」

正直に自分の思いを伝えました。

すると妻がこう言いました。

「じゃあ私が頼んだら、私の匂いも嗅いでほしい。」

妻は口習に悩んでいません。

それでもこんなことを言い出した気持ちが、
僕にはわかるような気がします。

きっと・・自分の匂いを気にしたことがない人
なんていないと思います。

匂いに悩んでいない人はたくさんいると思います。

けれど他人と接するなかで、誰もが一度は
匂いが気になった経験があるのではないでしょうか?

気になるレベルは人によって全然違うと思います。

すごく気になる人もいれば、服についたホコリを
パッと取る程度のレベルの人もいると思います。

匂いは誰もがもっている関心事だと思います。

自分がすごく悩んでいた時は、なんで自分だけが
こんなに苦しまなきゃいけないのか、と思っていました。

匂いを気にせず、距離を気にせず、
人と話せる人を本当に羨ましく思いました。

そんな人は、匂いに悩む人の気持ちなんて
わからないだろうと思っていました。

ただいまになってわかるのは、他人から見ると
悩みなんてなさそうに見える人でも、話してみると
実は深い悩みをもっていることがほとんどです。

話さないだけです。

悩みのない人なんていません。

だから匂いなんて気にしてなさそうに見えても、
意外と人は気にしているものです。

 

僕たち夫婦は、お互いに口臭チェックをしました。

・起床直後
・歯磨き後
・食後
・就寝前

お互いに確認し合う時もあるし、
自分が気になったタイミングで
相手に確認してもらう時もあります。

少し離れたところから確認してもらうこともあるし、
鼻と鼻がぶつかるようなゼロ距離で確認してもらうこともあります。

相手が知りたいと思う方法で、
相手の望むようにチェックしました。

そして自分が思ったことを、
正直に、相手に伝えました。

その結果、相手が感じる匂いの感覚がどの程度なのか?

明確にわかったのです。

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