2021/08/23

大矢慎吾は有名になりたい

 

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検索窓に「電子書籍作家」と入力して検索してみて下さい。

これまで三年間、コツコツ続けてきた成果なのか、アメブロでやっている僕のブログが、検索結果の1ページ目に表示されるまでになりました。スマホだと検索2位に表示される場合もあります。

電子書籍作家として活動する個人がこの位置に表示されることは、個人的に非常に大きな意味があることだと思っています。個人出版で食えるようになるためには、個人作家の発信するメッセージが世間に露出する機会をもっと増やし、そしてその存在がもっと認知されるようにしていかなければいけない。そう考えているからです。

 

 

この結果と対峙した時、あらためて自分の人間性を思い知りました。

「自分は本当に欲深い人間だ」

自分が少し有名になったような気がしました。人気者になれたような気がしました。人から認められたような気がしました。

それはつまり、「有名になりたい」「人気者になりたい」「人から凄いと思われたい」という願望が、自分の中に存在することを示している。だからこそ、結果を見た時に顔がニヤニヤしていた。

あと数年で四十を迎える大のおとなが未だにそんなことを考えているのか。まったく自分を恥ずかしく思います。

お前はそんなことのために作家をやっているのか。この俗人が。この愚か者が。このナルシストが。

自分の胸中を妻に明かしました。

「誰かを喜ばせるために売れっ子になりたいなんて言っておきながらさ、所詮オレはさ、自分を喜ばせるために売れっ子になりたいんだよ。自分が有名になって脚光を浴びたいから売れっ子になりたいんだよ。オレって本当にしょうもない奴だよな」

すると妻は言いました。

「しょうもない奴でいいやんか。自分を喜ばせることができない人間に、他人を喜ばせることはできないよ」

たしかにその通りなのかもしれない、と思いました。

 

 

結局、僕は、自分のために売れっ子作家になりたいのです。

有名になるために。世間の脚光を浴びるために。他人から認められるために。

素っ裸になってみたら、自分は、なんてことのない人間でした。

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