2021/08/23

完全休息の重要性

 

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回復しました。頭がスッキリしていて、覆っていた靄は彼方へと消え去ってしまったようです。

何を解決させたわけでもありません。ただひたすらに寝ていました。16時間くらい。つい先ほど目を覚ましました。おはようございます。

数日前に久方ぶりに口習の悩みに関する相談を受けたのですが、この自身の復活劇を通して、あらためて「体を休ませる」ということの重要性を再認識しました。

体のどこの、何かに、支障をきたしていたわけでもないのに、なんとなく全身に倦怠感があって、何をするにも気が進まない。けれども生活上やらなければいけない〝タスク〟があるために動かなければいけない。自分がやらないと誰かに迷惑がかかるから。

そういった状態にある時は、日々当たり前にやっていたタスクさえも難題に感じてしまいます。僕でいうところの「掃除」「洗濯」「料理」などです。どうも、主夫です。

タスクをこなさなければいけない。その「やること」に追われた気持ちは、どうやら〝 強迫観念〟となって自分の心を蝕んでいくようです。「ああ、あれをやらなきゃ」「起きてこれだけはやっておかないと」。それが次第に積もっていき鬱々とした気持ちへと変わっていく。そしてついには「ダウナー」と呼ばれる精神状態へと行き着いてしまう。自分は、まさにそんな経過をたどっていたように感じます。

体の健康は、自身の精神状態にも影響を及ぼすのではないかと個人的に思っています。疲れている時や倦怠感を感じている時は、他人の些細な言動に対してもイラついてしまうものです。冗談を悪口に変換し、なんでもない出来事を重要な出来事へと錯覚させてしまう。いわゆる〝心の余裕〟が失われてしまう。それが積もりに積もると、ふいにドーン、という感じで心が重たくなってしまうのではないかと僕は分析しています。

今日は何もしませんでした。掃除も洗濯も放ったらかし。ひたすら自身の気が向くままに寝ていました。

すると起きて歩き出した時に、自身の胸の内が妙な爽快感に溢れているのを感じました。なんだか知らないけど心地が良くて、驚くほどに頭が軽かった。

ベランダに出ていつものように伸びをすると、真っ青な空に棚びいた白い雲が浮かんでいて、思わず「この世界はなんて美しいんだ」などという大仰な言葉が頭に浮かんでしまいました。いつも見ている空。特段の色の具合でもなかったのに。

だけど、そんなことを口走ってみたくなるくらい、心の中がスッキリとしていたのです。

 

 

野生動物は、怪我を負ったり、体が不調にある時には、何も飲み食いせず、数日間ひたすら寝て過ごすそうです。きっとそれがもっとも早く介抱に向かうことを本能で知っているのだろうと思います。

何かに追われていると感じているのなら、思い切って全部捨てて、ひたすら休息に充ててしまう。誰かに迷惑をかけるとしても、このまま自分が壊れてしまうよりはマシだから。

時にはそういう決断を下すことも大事である。なんだか、そんなことを気付かされたような気がします。

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