2021/08/23

恐怖や不安を抱えたまま生きる

 

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かつて経験したことのない天気にさらされています。昨日の豪雨、そして今日から一週間以上続く雨の予報。

雨による災害は全国の一部地域におけるものだと認識していましたが、昨今の様子を見ていると、どうもそれでは済まされないかもしれないと思うようになってきました。自分にもいつその惨劇が降りかかるか分からないぞ。そんな予感がふつふつと湧いています。離れて暮らす家族に対しても同様に。

それでも、「じゃあどうするべきか?」を考えてみれば、それなりの備蓄を用意しておくことしかできないわけで、結局のところ、今日も昨日と変わらぬ生活を送っています。つまりはこうしてパソコンに向かって己の思いを書き綴っている次第です。

もしも明日という日が平穏でなかったら?

そのことを常に意識しているほど毎日全力で生きている自信はありませんが、ずっと頭の片隅にはあるような気がします。かつてその〝最悪のシナリオ〟と真摯に向き合った経験があるからかもしれません。それがあるからこその今がある、という感じです。

そのため、自然災害が起こる度に背筋が伸びる思いがします。「よし、今日もやろう」という。

亡くなった方々の思いがどうだとか、そんな崇高な考えに至ることはとてもできませんが、自然が本気を出したら自分たちなんてあっという間に消えてしまうんだ。という暗黙のプレッシャーを自分で勝手に感じて、自身を奮い立たせる糧としています。そういう意味では、自分にとっては手を合わせたくなるほど、尊いものでもあります。

 

 

恐怖や不安。

それらは、それと自分がどう向き合うかによって、単なるマイナスには留まらない。と僕は思う。

恐怖や不安に支配され、ひたすらそれを解消しようと躍起になればなるほど、本来の自分の〝進む道〟から外れていってしまうような気がする。例えば、やりたかったことを諦めてしまったり、使いたいお金や時間を別のところに使ってしまったり。それによって恐怖や不安は解消されるかもしれないが、元々あったはずの思いは失われている。

恐怖や不安と戦うのはやめた方がいい。どうせ、目の前の相手に打ち勝ったところで、次から次へと沸いて出るだけだから。

だから僕は自分の生きる糧にする。

恐怖や不安を感じたまま、そしてそいつらの存在に怯えたまま、今日一日を全力で生きる。

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