2021/08/23
意志を繋ぐ
この連休で実家に帰りました。
僕が実家に帰った時は、
いつも親が外食に連れて行ってくれます。
会計はいつも親払いです。
30を越えて所帯を持った大の大人が
60を越えて定年を迎えた親に奢ってもらう。
これはどうなんだろ?
もう1年以上も悩み続け、
昨日ついに母に切り出しました。
「これからはオレが家族の分を払うよ」
すると母はこんなことを言いました。
「でも、私が実家に帰った時は
親がいつもご馳走を振舞ってくれた。
そうやって育ててもらった。
だから自分もそうしてる。」
その言葉に僕は心から納得し、
気持ちよく親に払ってもらいました。
「次は、私達が子供に同じ事をしないとね」
妻にこの話をすると笑顔で
僕の気持ちに同調してくれました。
こうでありたいなぁ、と思う。
自分もこうでありたい。
自分が与えてもらったものを
人に繋いでいける自分でありたい。
自分が人生に与えてもらった経験を
人に繋いでいける自分でありたい。
本を出版するという事は、
これをする為だったのだと気付かされました。
本で自分の意思を繋ぎたい
多くの人に繋ぎたい
読んだ人が次の人に繋ぎたいと
思うような本にしたい
今はそんな本を執筆しています。
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