2021/08/23

新テーマ「戦争」

 

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今日から連休に入ったので、
ずっと書きたかったテーマに取りかかろうと思う。

こんな重い重いテーマ、
通勤電車や昼休みの時間なんかじゃとても書けない。

急いで書いたら自分の考えがちゃんと伝わらない可能性だってある。

だからこのテーマだけはじっくりと書きたかった。

そして、時は、きた。

皮肉なもので、来たる8月15日に終戦75年を迎え、
世界各地でキナくさい事件が頻発しているこのタイミングでこれを書くことになるとは・・

それもまた、運命なのかもしれない。

 

 

あなたは「大東亜戦争(だいとうあせんそう)」を知っているだろうか?

この言葉は教科書にも載っていないし、
テレビで発言しても絶対に使われないとあるタレントが言っていた。

だから多くの人にとっては全く聞き慣れない言葉だと思う。

しかし、あなたはこの出来事を絶対に知っている。

日本に生まれて日本で育った者ならば、
この歴史を知らない人間は誰一人としていない。

そう・・例のあのアルファベット三文字の組織が、
敗戦後の日本の教育に介入するまではこの言葉が使われていた。

けれどもこの用語が、
「苦しめたアジア諸国の人々の傷口に塩を塗るような言葉」
だとしてあの組織に使用を禁止されてからは、
以下の言葉が広く教科書にも掲載されるようになった。

”太平洋戦争”

敗戦前は上記を大東亜戦争と呼んでいたという事実は、
戦争を「教科書以外で」知る一つのきっかけになると思う。

ちなみに僕は、思想的に左でも右でもどちらでもない。

起こった出来事をただ知りたいと考える「真ん中」の人間だ。

これから書いていくことも同様。

別に何らかの思想をあなたに植え付ける意図なんて毛頭無い。

戦争に興味をもち、学び、そして様々なことを知ったうえで、
自分なりにどう解釈したのかを書き綴る単なる「自己満足」のエッセイだ。

ぜひ史書ではなく、一個人の書いた読み物として読んでいただければと思う。

 

 

いやあ・・しっかし、どうして戦争なんてするのだろうか?

たくさんの人が死ぬわけだし、
せっかく築いてきた都市が一夜にして破壊されてしまう。

それに、やったらまたやり返される恐怖もある。

やった方も、やられた方も、どっちも苦しむことになるだけだと思う。

そんなことは誰もが分かっているはずなのに、
この世界から戦争は決してなくならない。

本当に、知れば知るほどこう思った。

『どうして僕たちは戦争をするのだろう?』

誰もが忌み嫌うはずの戦争は、どうして無くならないのか。

未だ戦禍に巻き込まれた経験のない僕にとって、
その疑問が、戦争について本気で考える最初のきっかけであったような気がする。

 

今日からちょっと、戦争について書いていこうと思う。

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