母がコロナ鬱から解放された

 

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昨日電話で話した母の声はすこぶる明るかった。

第一声を聞いた瞬間、
(あれ? なんか変わったな・・)
という印象を受けた。

その理由を尋ねると、
「ようやく気持ちが落ち着いたかな」
と快活な言葉が返ってきた。

続けて母は言った。

「こんなに暑いと鬱にもなれないよ」

頷いた僕の口からは思わず笑みがこぼれた。

たしかにそうだ。

この炎天下じゃあ、
落ち着いて落ち込むこともできない。

エアコンのきいた部屋を一歩出れば、
セミの鳴き声がミンミンとうるさいし、
一瞬にして体中の毛穴から汗が滴り落ちてくる。

そんな日々を過ごしていたなら、
どよんとした気持ちもどこかにいってしまうかもしれない。

実際、日光を浴びることで、
セロトニンが脳内に分泌される。
(通称:幸せホルモン)

外を歩くだけで気持ちが晴れ晴れするのも、
決して気のせいではないらしい。

 

 

母はニュースを観るのを辞めたそうだ。

どうせ見たところで自分自身の過ごし方は変わらない。

数が増えていようが、減っていようが、
それによって自分の対応が変わるわけではないのだ。

だったらそんな数、知る必要なんてない。

どうせしばらく続くのだろうから、
好きなアイドルのコンサートDVDを観たり、
地方の特産物をお取り寄せしている方がいいのだ。

 

連休明けの今日からは爆発的に数が増加するのだろう。

でもきっと、母は、ニュースを観ないだろうと思う。

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