2021/08/23

猫に魅力を感じます

 

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彼ら・彼女らは何を考えているのでしょうか?

旅人のように街を徘徊し、日向にゴロンと寝そべる愛らしい様子を見せながらも、近づいた者に対しては鋭い目で睨みをきかせる。かと思うと足元に寄り添ってきてスリスリと体を擦りつけてくる。人嫌いなのか人懐っこいのかよく分からない。

勝手気ままな立ち振る舞いで見る人を困惑させ、そして虜にしてしまう、猫。

かくいう僕もそうです。どうしてこんなに魅力的なのかと。

 

 

動物の専門家曰く、猫は動物界で唯一「野生」と「ペット」が半々の動物なのだそうです。人間に飼われていながら野生にも生活の基盤を置いている動物。

近頃は部屋飼いの猫(室内猫)も多くなってきましたが、十年ほど前は街のそこら中に猫が歩いていました。人に飼われているか否かを分けるのは首輪の存在だけで、家飼いの猫も野良猫たちと同じような生活を送っていました。田舎の方では今でも同様かもしれませんね。

野生とペットが半々の猫は、いつもどこかに出かけていて姿を見せず、気が向いたらひょいと飼い主の元に帰ってきます。時には体のどこかに傷を負いながら。

ご飯を食べるために戻ってくる猫もいますが、狩りの得意な猫は野生の中で自ら食料を調達します。野ネズミが主な食料源なのだそう。未だに完全な野生の猫もいるわけですから、野生に出ても当然生活できますよね。寝床もどこかしらで確保できるはずです。

だから野生ペット半々の猫は、人間に飼われてはいますが、その飼い主の存在に依存はしていません。別に自分一人(一匹)でも生活していけるわけです。

けれども人間は餌をくれるし、雨風をしのげる家屋もあります。もしも食料が確保できなかった時や、厳しい気候になった時には、それらの”施し”は彼らにとって大いに助かります。

猫にとって人間という存在は利用価値があります。だから彼らは時に人間に擦り寄ってくるのだそうです。

下手をすると、猫からしたら「飼われてやっているんだ」という気持ちなのかもしれませんね。

だから犬とは違い、飼い主に対してベタベタとくっついてくることがあまりないのかもしれません。言葉は悪いですが、別に飼い主にそこまで媚びる必要もないわけですし。餌が欲しくなったら甘えたりして適度に愛想を振りまいておけばいい、そんなドライな猫もいるかもしれません。

いざ困った時に”施し”を受けられる状態にしておくため、人懐っこく人間に近付いていき、ついには家飼いのペットにしてもらう。そうやって野生と人間社会との共生を可能にしている。

そんな稀有な生活を送っている唯一の動物。それが、猫なのです。

猫ほど自然と文明をうまく両立させている生物はいないかもしれません。

 

 

極度に人に媚びることもなく、かつ、人との関係をぞんざいにもしない。

その「ありのままの姿」には止め処ない魅力を感じてしまいます。

なんてカッコよくて、なんて魅力的なのだろう。

自分もあんなふうに自然体で生きていけたら・・まるで模範を見るように猫を見ています。

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