着想を得る旅に出ています

 

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リサーチは対象とするものの確認作業。サーチは生み出そうとするもののネタ探し。それらを織り交ぜながら、ピンときたものを片っ端から閲覧していく。そしてそれらを整理整頓したうえで、分解し、組み合わせ、そしてまた創造して新たな作品を生み出す。

そのために必要なのが、着想。

多くの創作家は、自身の道とは別のところからそれを得ているイメージがある。例えば、自然界の現象に触れたことによって閃く陶芸家もいるだろうし、人工的な建造物を目にすることによって閃く画家なんかもいると思う。つまりはそれは、パクリなどとはまったく違う創作の姿勢。既に世に出回っているものから拝借はするのだけれど、転用するのではなく、新たな創作物として再利用をする。数多ある創作物を経たこの現代においては、まったく新しいアイディアなど、まずもって生まれはしない。だからこそある意味で創作とは「組み合わせ」なのではないかとも思う。

旅に出たのは先週くらいからでした。いや、下手したら先月くらいからかもしれない。しっくりこない感じが出始めたのが先月あたりだったので。

不思議なもので、決して出来はしないのに、それが「違っている」ということだけは分かる。予感などという曖昧な感覚ではない。なんだかしっくりこないなぁ、どこかがおかしい気がするなぁ。そういった違和感が生じた時にあって、それが間違っていたことはこれまでに一度もない。一度も、と言い切れてしまうのは、それを放置しておいたことが一度もないのと、修正した後で「あのままにしていたら致命的な結果を招いていた」というほどの重要な部分であったから。

その経験則から自分が思うことは、この違和感を絶対に放っておいてはいけない、ということ。これを見て見ぬふり、気付かないふりをしたまま発表したら、致命的な結果を招くことになるというその確信が、自分にはある。だからこそ、旅に出る。決して戻ってはこない。見つかるまで原稿の前に座ることは絶対にしない。

しばらくぼんやりとした文章が続くと思います。自身の頭の中、あるいは精神状態がそのまま反映されてしまうのが、文章の恐ろしいところです。いや、面白いところ、と読者の方にはぜひそう思っていただきたい所存です。

そう、様子がおかしいのではなく、未整理のままの思考をできるだけリアルにお伝えしたい、というだけのことなのです。

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