2021/08/23
胃腸転生
7日間ジュース断食をしても、
大きな体の変化を感じませんでした。
もちろん断食中に少しの変化はありました。
体が少し軽くなった感じはするし、
目覚めも少し良くなった気はします。
けれど「えっ?こんなものなの?」
というのが正直な感想でした。
7日間も食事を抜くなんてそこそこ大変なことです。
そこまでやってこれだけしか変化を感じないなんて、
これではわりに合わないと感じてしまいました。
(まあやっぱり人が大げさに言っているだけか・・。)
ファスティングをした人の話を聞いたぶん期待してしまいましたが、
やはり少し大げさに言っていただけか、と少しガックリしてしまいました。
しかしその効果は数日後にやってきました・・。
断食が終わってすぐにはなにも変わりませんでした。
なんの効果も実感することができませんでした。
しかし数日経ってからその理由がわかりました。
たとえば外出中に雨が降ってきて、
雨宿りしている時に雨が止んだら嬉しさを実感します。
けれど部屋にいる時に雨が降ってきて、
しばらくして雨が止んでも何も感じないと思います。
むしろ止んだことすら気づかないと思います。
外出中の雨は体が濡れるという不快感があるけど、
部屋にいる時の雨には別に不快感を感じていないからです。
僕の体に起こった現象もこれと同じです。
すでに起こっていた変化にただ気づいてなかっただけなのです。
きっかけはある朝、歯磨きして鏡を見たときでした。
自分の顔がやたらと若く見えたのです。
肌にハリがあって少しピカピカしていました。
自分の肌を触ってみると、しっとりとしていて、
そしてなんの引っかかりも感じませんでした。
僕は男ですし、自分の肌のキレイさ
なんて別に意識しません。
昨日よりも肌のハリがどうとか、
肌ツヤがどうとかそんなこと気にしません。
ニキビが少しできても大して気になりませんし。
けれど鏡に映った自分をフッと見た時、
そこにはあきらかにこれまでと違う自分が映っていました。
驚くほどの若々しい顔に変わっていました。
その変化は断食後にすぐ起きたわけではなさそうです。
つねにチェックしてないのでわかりませんが、
毎日少しずつ少しずつ、数日をかけて気づかないほどの
微妙な変化を積み重ねていったようです。
冷静に分析をすれば、
このような変化がありました。
1:体が軽くなった
ファスティングをして、「排便がもう出ない」
というくらいに体から排出され、お腹の中がスッキリしました。
お腹になにも溜まっていない、
というのが感覚的にわかります。
空っぽです。
最後に“宿便”が出た時に、全てを体から出し切ったのかもしれません。
たしかにこんな感覚は味わったことがありませんでした。
2:目覚めがよくなった
これもやはり変化しました。
僕はとても寝起きが悪く、二度寝、三度寝をよくしていました。
前の会社でも遅刻の常習犯で、
「オレは朝が弱いから」というのが口癖でした。
ところがファスティング後は以前より目覚めがよくなりました。
パチッと目が覚め、スッと起きる感覚です。
少しくらい夜更かしをしても、
太陽を見ればすぐに目が覚めるような感じです。
そしてなにより一番の収穫は次です。
3:胃の痛みが消えた
これまでも何度か書いていますが、
僕は小さい頃から胃腸が弱い子供でした。
食べ過ぎるとすぐに吐いてしまうし、
つねに胃がムカムカしている感覚がありました。
あまりにひんぱんに胃もたれがあるので慣れていました。
胃腸はもたれているのが当たり前という感覚です。
いちいち薬を飲んでいたらキリがないですし。
この弱い自分の胃腸こそ、
一生付き合っていかなければいけない
と思っていました。
しかし、気づいたら気づきました。
(そういえば最近、胃もたれを感じてないな・・)
胃もたれがあることに慣れてしまっていて、
胃もたれがなくなっても「ない事」
に気がつきませんでした。
たしかに胸がムカムカするような
感覚は消えていたのです。
まるで胃腸が生まれ変わったみたいでした。
僕の体はケタはずれに健康になっていました。
これ以外にも様々なことを試していましたが、
特にファスティングを自分の体で実験してみて、
これまでの自分の集めた情報の威力に自信をもっていました。
そして確信しました。
「これならきっと、父の病気も治せる!」
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