2021/08/23
親と子でさえ、袂を分かつ
例の大規模な注射が始まりました。特定の単語を入れるとメッセージが届けられなくなるので、どうか察していただければと思います。
例に漏れず実家で暮らすうちの両親にも通知が届き、早速手続きをしたそうです。もちろん「打ちます」という予約を。昨日電話した時にそのことを聞きました。
この件に関して、僕が思うことは、何もありません。
親が決めたことに子供が口出しする筋合いはありません。親の意思です。親の人生です。
良いとか悪いとかそんな話はどうでもよく、自分が「そうしたい」と思ったことをするのが一番良い。と僕は考えています。
これで少しでも親の不安が解消され、より人生を楽しむことができるようになるのならば、僕たち家族にとっては、何よりも喜ばしいことです。
あらためて言いますと、僕自身は打つ気はありません。
おそらくそれによって様々な弊害があると思います。例えば、両親と会うことはしばらく叶わないでしょう。両親からすると、打ってない人間と接触することは、できるだけ避けたいはずですから。
もう両親とは1年半以上会っていません。きっとまだまだ会えないでしょう。今年中の対面はまず叶わないと思います。
けれども、親と子の絆が絶たれることは、絶対にありません。心からそう言い切れます。
なぜなら僕たちは、家族だからです。
信じられないほどの困難を、これまで家族で乗り越えてきました。そうやって培ったこの固い絆が、注射ごときで切れてしまうことなど、ありえません。
僕たちにとってこの二択は、進学するか・就職するかくらい、たわいのない話です。どっちが良いかなんてことではなく、自分がどっちにしたいかで決めたらいいだけの話。だって個人の人生なのだから。
うちの親ならきっと、そう思っているはずです。
そうやってうちの両親は、これまで僕の自由意志を育んでくれました。
たとえ別々に暮らしていようが、心は通わせられる。
たとえどちらを選択しようとも、絆が切れることは絶対にない。
だから僕は、自分の信じた道を進む。家族もそれを望んでいることを、僕は知っているから。
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