2021/08/23
誤報かどうかはどうでもいい
午前9時30分頃、オフィス内に甲高い音が鳴り響いた。
瞬時に大きなどよめきが起こり、
女子社員たちから悲鳴が上がった。
あの瞬間はオフィス内の誰もが
「死」を思い浮かべたのではないかと思う。
僕自身も思わず机の下に身を潜める体勢に入っていた。
誤報らしいが、関係ない。
僕は誰かにケツを叩かれた気がした。
「何をダラダラやってんだよ!」
その数分後に妻からLINEのメッセージがきた。
「後悔のないように」
・・そうだ、そうだよな。
自分の意思がハッキリしているのに、
「迷惑をかけるから・・」
なんて思って躊躇している場合ではない。
時間は限られているのだ。
そこに立ちはだかる障害が
自分の人生よりも尊いものでないならば、
わざわざ天秤にかける必要などない。
こんな時代に「将来のこと」なんて考えていても仕方がないよな・・
僕は決意を固めた。
結局また僕は誰かに背中を押してもらった。
本当に、有り難いことだ。
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