2021/05/12

2020年を目前にして 7

 

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『本で人は救える』

本気でそう思っていた。

だけど出来上がるのはつまらない本ばかりで、
手に取った人も最後まで読まない。

どうにか面白くしようと
物語の要素を入れ込んではみたが、
そうすると本質からどんどんずれてしまう。

人を救いたいと思えば思うほどうまくいかない・・

妻に言われた。

「人を救いたいなんておこがましいよ」

たしかに何者でもないイチ個人が
誰かを救いたいなんて勘違いも甚だしい。

お前、何様だよ? って話だろう。

だけど、そうでないなら
果たして本を書く意味はあるのだろう?

作家は文章で誰かの人生に影響を与えるもの、
僕はそうなりたいと思っていた。

それがおこがましいのならば、
一体、何の為に本を書けばいいのだろう?

しばらくはその答えを見つけることができなかった。

 

人を救いたいなんておこがましい。

誰かに影響を与えたいなんて自惚れ。

自分の考えを晒すことにも自信が無い。

「だったら作家を辞めるか?」

何度も自問自答した。

どれだけ本を出版しても
ちっとも売れる気配すらしない。

少しくらい売れたところで、
とても食っていけないような見返りしかない。

際立った文章力も無い。

面白い本も書けやしない。

・・だけど、それでも僕は、作家になりたい!

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