2021/08/23
2020年を目前にして 15
”人から良いように見られたい”
このいわゆる「承認欲求」
というものは誰にでもあるらしい。
誰もが人から褒められたいし、
人に認めてもらいたいと思っている。
僕は他人の目を異常に気にする人間だった。
いつも他人の顔色ばかり伺い、
他人に良く見られるような行動をとっていた。
だけどそんな生き方をしていると
本来の自分が殺されてしまう。
他人の人生を生きることになる。
だからある時から、
「もう人にどう見られようがどうでもいい」
と思うようになった。
人の目を気にするのはもうやめようと心に決めた・・はずだった。
それなのにやっぱり僕は、
人の目を気にしてしまう。
人に良いように見られたいと思ってしまう。
結局は承認欲求を捨て去ることができないでいる。
作家は本で”自分”を見せる、
という意味では人前に立つ人間だ。
人前に立つ人間として、
僕は承認欲求と向き合っていかなければならない。
人に良く見られたいので本来の自分を隠してしまう。
こんな自分は見せたくない、と、
ダメな自分を隠そうとしてしまう。
そんなのはリアルじゃない。
そんな建前だらけの作家のエッセイなんてクダラナイ。
上っ面な自分の下にある素顔もすべて読者に晒していく。
そんな作家になりたい・・
・・いや、そんな作家になる。
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