2021/08/23
7,665日の戦争に決着
日本口臭学会が定義づけた口臭症には
「生理的口臭症」という症状があります。
朝起きた時や緊張した時など、誰にでもある生理的な口習でも、
自分の息はすごくニオっているんじゃないかと悩む症状だそうです。
「自臭症」という言い方もあります。
他人からすると気にならないような些細な匂いでも、
自分の息のせいで相手に嫌がられていると悩む症状だそうです。
乱暴に言ってしまうと「気のせい」ということです。
口習に悩んでいる人の多くが、
この「気のせい」という状態で悩んでいると言われています。
僕は小学校5年生から21年間、自分の口習に悩んでいました。
では言われているように、僕も多くの人と同じように、
僕の口習は「気のせい」だったのでしょうか?
その答えは僕にはわかりません。誰にもわかりません。
もしかすると相手から指摘されたと思っていたことは、
僕のただの勘違いだったのかもしれません。
もしくは実際にニオっていたけれど、
その時だけたまたま匂いがあったのかもしれません。
これまで数えきれないほど落ち込んだり傷ついたりしてきたので、
その全ての答え合わせをすることなんて不可能です。
ただ僕はハッキリと思っています。
”絶対に気のせいなんかじゃない”
これまでの自分の体験について、
「たぶん全部、君の気のせいだったんだよ」
ともし言う人が目の前にあらわれたら、
僕はおそらく相手に飛びかかってしまうと思います。
きっと何年も何十年も口習に悩んできた人は、
同じことを言われたら同じように感じると思います。
(飛びかかりはしないと思いますが・・)。
いま僕はこう考えています。
「気のせいか気のせいじゃないかなんて、どっちだっていい。」
実際に匂いがあったかなかったか、いま現在も、
匂いがあるかないかなんてもうどっちだっていい。
気になったらジュース断食をやるだけです。
体のなかを圧倒的に美しく掃除して、
口臭を根本から消してやるまでです。
これからも、何度でも、ただやるだけです。
もし多くの人の悩んでいる症状が「気のせい」
なのだとしたら、それは吉報だと思います。
断食なんて辛い作業、やらなくて済むにこしたことはありません。
もし気のせいなのだとしたら、
僕が妻と二人でやったような口習チェックを、
自分が納得いくまでやれば、他人が感じている匂いが
どの程度なのか、わかるようになるかもしれません。
もちろん生理的口臭症で言われるように、
人前で緊張した時や、ストレスや疲労が溜まっている時には
また違う匂いになるみたいなので、他人の感覚が
完全にわかるのは難しいかもしれません。
僕の場合は、妻と口習チェックを納得いくまでやった結果、
「もし生理的な匂いがあったとしても、よほど近くないと相手はわからないだろう」
という結論に達しました。
また、
「そこまで不快な匂いでもないんじゃない?」
という結論になりました。
これはあくまで僕の結論ですので、
自分が納得いくまでやってみることが肝心だと思います。
この口習チェックを相手にお願いするのは、
本当に、本当に、とても勇気がいることです。
怖いです。嫌です。言いたくないです。
勇気を出して相手にお願いしたとしても、
相手がどんな反応を返してくるかわかりません。
また口習チェックをお願いすることは、
相手に自分の口習の悩みを知られることになります。
それでも、
もし口習チェックをやるだけで自分の悩みが解決できたら、
それは本当に最高なことだと思います。
この悩みのせいで、僕のように引きこもってしまったり、
自殺未遂までしてしまう人もいるくらいですから。
僕がこれまでにシェアしてきた話は、
口習についてもっと詳しい人からしたら、
ほんの一部でしかないでしょう。
原因を探していけば、まだまだ
たくさん見つかるのかもしれません。
実は口習ケアグッズを使わなくても、
無臭にすることはできるのかもしれません。
そんな方法もあるのかもしれません。
そしてもちろん、断食などやらなくても、
口習の悩みを解決できた人は世の中にたくさんいると思います。
サプリメントやスプレーなどを利用することで、
悩みを克服した人もいるのだと思います。
手軽に克服できたなら、それはもう最高だと思います。
何度も言いますが、この話は著者が
口習の悩みを克服したやり方をシェアしているだけなので、
断食することが唯一の解決方法だとは思っていません。
もっと手軽に克服できるにこしたことはありません。
やり方はなんだっていい。
ただ僕がなぜ断食をするかというと、
自分でコントロールできるからです。
他にもっと良い方法があるのかもしれないし、
本当はサクッと解決できるのかもしれないし、
無臭状態もつくれるのかもしれません。
しかしもう情報に振り回されるのはウンザリです。
僕はこれからも、自分の信じるやり方で問題を解決します。
自分が確立した理論に自信をもっています。
確信をもっています。
だから悩むことがありません。
口習の悩みを克服するためのやり方なんて、
別になんだっていいと思います。
歯磨きするだけで悩みを克服できるならそれでいい。
唾液を出すだけで悩みを克服できるならそれでいい。
なにか一つ武器があれば、人は自分に自信をもつことができます。
ドライマウスになるのは心理的な側面もあるそうです。
人に対する不安や緊張から、口が乾いてしまうこともあるそうです。
口習チェックやジュース断食、そして口習の正体を知っているので、僕は自信をもつことができています。
仮に他人が僕の息を嫌がる仕草を目撃したとしても、それは自分に対するものではないことをわかっています。
またもしニオっていたのだとしても、それはその時たまたま匂いが強かっただけだとわかっています。
僕は息が臭い人間なのではなく、血液がただニオっているだけだとわかっています。
僕自身は息の臭い人間ではないという事実を、僕はわかっています。
けっきょくのところ、このような自信が、
ドライマウスになることを防いでいる気がします・・