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生きるとは自殺への反抗
2023/06/05
実態にろくに目も向けず深く考えないように明るく振る舞って生きようとする姿勢を「空元気」、思わず目を背けたくなくなる事柄をも直視し陰鬱に沈んでもなお顔をあげ歩き出そうとする姿勢を …
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哲学的な死の解釈
2023/05/31
生と死は表裏一体、死があるからこそ生があり、死が無いとすれば生という概念そのものがなくなる。これは一般的な考え方であり、むしろ事実でしかないだろうと一笑に付す人もいるかもしれな …
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宇宙や魂の存在を考察する哲学
2023/05/22
例えば、他人から職業を聞かれて「起業しています」と答えると、多くの場合「すごいですね」といった反応がかえってくる。質問者の年齢が高ければ高いほどその傾向は強くなる。 それは、3 …
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自己啓発でもなく、スピリチュアルでもなかった
2023/05/18
三十歳までの日々は〝適応への渇望〟といった様相を呈していた。 多様性が許容されるようになった昨今とは違い、我々の世代には「普通」という価値観が相変わらず権威を振るっていた。個性 …
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イデオロギーのプレゼンには拠り所が要る
2023/05/15
ここ数日、いくつかの哲学書を読み耽っている。読み耽るというと聞こえはいいけれど、難解な論拠の羅列に辟易しつつ、眠気と闘いながら、脳みそに鞭を打っての必死な読書。訳がわからないと …
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表現よりも大事なことがある
2023/05/10
前作の小説執筆からほぼ一ヶ月。表現を探究していかなければいけない、という発言から執筆が始まらないでいた。 なんだかわからないがモヤモヤする胸中、一歩を踏み出す気が起こらず、時間 …
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あの時のきっかけに立ち返る
2023/05/08
人生のいくつかの時点には分岐路があって、踏み出す前に、あとでこの決断を思い出し感慨にふけるだろうなと、分岐路を前にして確信することがある。十代の頃のそれはほとんど取り越し苦労で …
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創作家にとってのアイデンティティの確立とは
2023/04/26
きっかけは例によって直感だった。いまの自分にとってこの知識が必要に違いない、という。 アイデンティティは「自我同一性」または「自己同一性」と訳され、1950年代にエリク・H・エ …
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ほんとうは怖くて怖くて仕方がありません
2023/04/22
前作の完成から小説の執筆が止まっています。なんとなく気持ちが乗らない、というと言い訳っぽく聞こえてしまいますが、今の気持ちのまま書き始める気にはならない、といった心境にあります …
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明日から中途放棄を頻発させるかもしれません
2023/04/14
久しぶりにブログを綴ります。 自身初めての小説の執筆に悪戦苦闘しつつ、神経をすり減らすような毎日に疲弊しながらも、なんとか中編の完成にまでこぎつけました。まだまだ …