このまま終わるのは嫌だ

 

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たった一人で映画を作った人がいます。堀貴秀さんという内装業の方です。

掘監督が制作したのは全編がストップモーションのアニメで、7年という膨大な歳月を制作期間に費やしたそうです。エンドロールに監督の名前が延々と流れるこの映画は、例によって先に海外の方で高く評価され、日本でも上映する映画館がいま続々と増えている最中なのだそう。

元々映像制作の経験ゼロだった監督曰く、成功の理由は「あきらめなかっただけ」とのこと。シンプルですね。シンプルだけど、これ以上ない説得力を感じます。

ネットニュースの記事にて、インタビュアーが「どうしてこんな無謀ともいえる挑戦をしようと思ったのですか?」と尋ねたところ、このような返答が記述されていました。

「40歳を目前にして、このままじゃ嫌だと思ったから」

それまで、様々なことに手を出しては中途半端に終わっていた自分の人生を変えたいと一念発起したとのこと。作りだしたらとてつもなく困難な道だったけれど、途中でやめることは絶対にしない。やめるのは自分が死ぬ時だ。そう決意して黙々と作業を続けたそうです。

一人で映画を作るってだけで大変に決まっているのに、それをストップモーションでやったのだから尚のことだろうと想像します。あんなのたぶん5分の動画でもめちゃくちゃ時間かかりますよね。本当に信じられない根気だと思います。

 

 

自分が作家を続けているのも似たような感じです。

頭の中にこんな本を書きたいというアイディアがあって、心の内に本で人に影響を与えたいという思いがある。それを形にしないまま人生を終えるのは絶対に嫌だ。という気持ちがあるので、今日もパソコンに向かっています。

つまりは、諦めたくないんですよね。

作家をやっていることを人に言うと、「夢を追いかけるのは良いことだ」などと言われたりしますが、正直あまりしっくりきません。なんか、そういうカッコいいものではないと思うんです。

そう、もっと泥くさくて、反骨精神にあふれた思い。スマートじゃない。とても力強く、周りから「何をそんなに生き急いでんの?」と冷笑されるような暑苦しい情熱。

”このまま人生終わりたくない!”というその思いが、無性に自分の体を執筆活動へと向かわせます。

 

夢だとか目標だとか、そういう形式ばったものはどうでもいい。

後悔したくないというその思いが、自分を、自分らしい生き方へと導いてくれるのではないかと思います。

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