2021/08/23
なぜ子供の息が臭いのか?
小学生の頃、僕は背が小さい方でした(今もか・・)。
でっかくなりたい!と思っていたので、
毎日配達されるビンの牛乳を飲んでいました。
最低1本(たぶん200mLくらい)飲んで、
6年間を過ごしました。多い時は2本以上です。
そして僕はひんぱんにお腹を下していました。
それは冷蔵庫で冷やした牛乳が冷たいから
お腹を下しているのだと思っていました。
また胃腸が弱かったことも自覚していました。
親戚のおばあちゃんの家に遊びに行った時、
僕がオナラするとおばあちゃんに、
「うっ・・あんた胃腸が悪いな。」
と言われたのを覚えています。
自分のウンチがニオうことも自覚していました。
友達の家でもよおした時に、
匂いを気にしてトイレに行けず、
我慢しすぎて病院に行った経験があります。
母親から「なんで出さずに我慢するの?」と聞かれた時は、
人ん家のトイレは落ち着かない、という意味不明な
言い訳でごまかしていたと思います。
またうちは両親が共働きでした。
小さい頃の僕と姉貴の食事は
おばあさんが作ってくれていました。
けれどまあ・・おばあさんの作る料理は、
僕たち姉弟の口には合いませんでした。
お菓子やラーメンなどの濃い味が好きだった
僕たち姉弟にとって、祖母の作る薄味で
菜食中心のご飯は満足感がありません。
だから僕たち姉弟は、おばあさんがご飯を作ってくれても
食べないようになってしまい、机に隠したお菓子や
ラーメンやお茶漬けばかりを食べていました。
姉貴はよく冷凍食品をチンして食べていました。
ところで最近、とても興味深い現象が起こっています。
実は最近、
子供向けの口臭対策グッズがひそかに流行っています。
子供用の口習除去トローチという
新たな商品も誕生しています。
他にも、
・子供用のマウスウォッシュ
・子供用の糸ようじ
・子供用の口習対策タブレット
・子供用の口習対策の飴
・子供用のブレスチェッカー など・・
小学生やそれ以下の年齢の子供を対象にした、
これらの口習対策グッズがどんどん増えてきています。
さらに悩み相談ができるようなサイトでも、
「自分の子供の口習が気になる」という
悩みの相談がすごく増えています。
ちょっと検索したものを引用します。
「悩み:子供の口臭で悩んでいます」
最近、6年生になった息子のことで相談です。
なんかたまにすごい息が臭い時があるんです・・。
最初は2、3歳くらいの時に気になったのですが、
ずっとではないのでそれほど気にしていませんでした。
なんかビニールのような変なニオイがします。
よく鼻をかんでいるので鼻水が原因かなと思いますが、
耳鼻科で診察してもらってもちく膿ではないと言われました。
歯医者さんでも口の中はキレイで虫歯はないと言われました。
ひとつ気になるのはウンチがとても臭いということなんです。
便秘ではないと思うのですが、
とてもニオイます。
原因がわからなくて困っています。
誰かいい方法を教えてもらえませんか?
引用元:YOMIURI ONLINE 発言小町より
※プライバシーの問題が心配なので内容は少し変えています。
このような、子供の口習に悩んでいる母親の相談が、
ネット掲示板ですごく増えています。
これ以外にも、検索すれば同じような内容がたくさん見つかります。
この現象は、僕たちにかなり
重要なことを教えてくれていると思います。
僕が小学校の時、息の匂いが気になる友達がいました。
それはドブの香りでした。
この友達の香りに僕は不快感を感じていたので、
自分も同じように他人に不快感を与えているのだと想像していました。
もしかすると、あなたも子供の頃に、
息の匂いが気になる友達がいたかもしれません。
なぜ子供の息がニオうのでしょうか?
子供によっては歯磨きをしないし、虫歯が多いし、
鼻水を垂らしているし、僕のように食生活が乱れている、
たしかにそうなのかもしれません。
それもあるのかもしれません。
けれど果たしてそれだけなのでしょうか?
僕は、本質はもっと深いところにあると思っています。
これはとても勇気のいることですが・・
自分の思っていることを、本音を、
正直に全てあなたにシェアしたいと思います。
僕たちはお母さんのお腹の中から生まれてきます。
もともとはお父さんの中にいます。
そしてお母さんのお腹の中にいるときは、
お母さんとへその緒でつながっていて、
お母さんから栄養をもらって成長します。
その栄養はなにか?といえば当然、
お母さんが食べる食べ物です。
もともとお父さんの中にいるときも、
お父さんの食べる食べ物からの栄養をもとに、
僕たちは造られたはずです。
口習に遺伝性はないといわれます。
科学的にそんな証明はされていないそうです。
けれど両親の影響は無関係だと言いきれるのでしょうか?
僕たちはもともと両親の体の中から生まれてくるのです。
血液型は違うけれど、血がつながっているのです。
この物理的なつながりが無関係というのは、
ちょっとよくわかりません。
僕たちは何もないところからいきなり誕生するわけではありません。
お父さんの体から、そしてお母さんの体を経て、成長して生まれてくるのです。
これが無関係なわけがないと思います。
僕たちの体の細胞の一つ一つ、
遺伝子の一つ一つは、
両親の体の影響を受けているはずです。
だからこの影響を踏まえたうえで口習のことを考えた方が、
口習の本質に近づける、と僕は思っています。
何度も言いますが、
あくまで僕が思っていることを、
あなたにシェアしているだけです。
本当に誤解してほしくないのは、
「だから口習は親のせいだ」
なんてことを言いたいわけではありません。
それだけが原因だと考えるのは、少し強引かもしれません。
あくまで影響を受けている可能性を考えた方がいい、
という話をしているだけです。
だからここまで読んで親のせいだと
早合点しないように気をつけて下さい。
また後述するように、
僕たちは生まれ変わることができます。