2020/10/19

体験に勝る学びはない

 

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テーマ:中今を生きる

 

『世の中、お金だけが全てではない』

そんなことは言われなくても分かっていると思う。

これまで散々耳にしてきた言葉だろうし、
お金に狂って不幸な顛末を迎えた人の話も何となく知っているだろう。

”お金のためだけに生きる人生は虚しいだけ”
”大事なのは人と人との繋がり”
”だから幸せはお金では買えないものなんだよね”

・・以前まで起業家だった僕の経験から言うと、
このようなことを過剰に話す人間は、
いざそのような場面が訪れた時、
だいたいがお金のために人を裏切ることが多い。

最初からそんな人物なのではない。

まだそこまでお金を稼いでいない駆け出し起業家の頃は、
人との約束は守るし、怪し気な儲け話にも耳を貸すことはしない。

ところが、自身の事業が軌道に乗り、
たくさんのお金を持つようになると、
いつしかこんなことを言うようになる。

「やっぱり不労所得を作ることが重要ですよ」

自分が働かなくてもお金が入ってくるように、
お金を使って更なるお金を生み出そうという発想になる。

その結果、上っ面の笑顔にまみれた
気色の悪いパーティーに顔を出すようになり、
「私は成功者」を気取った連中たちとつるむようになる。

氏曰く、
「本当に儲かる投資話というのは一部の人間たちの間で回っているんだよ」
ということらしい。

そして数年後、例のことを語っていた真面目な起業家は、
スマホの電話帳に記された人間に片っ端から電話をかけてこう言う。

「実はさ、あなたにいい投資話があるんですよ」

それが本当にいい投資話なのかどうかは定かではないが、
いつしか彼の周りからはどんどん人が去っていく。

その後はたいがい消息不明となるため、
ことの顛末がどうなったかは僕には分からない・・

・・そうだね。

たしかに、君自身が言っていたもの。

”お金のために生きる人生は虚しい”ってさ。

 

 

どれだけ道徳を理解していたとしても、
己の人生でそれを体現できるかどうかは別問題。

たとえ知識として知っていたとしても、
理屈としてしっかりと理解していたとしても、
実際にそれを体験しなければ、やはり分からないのだ。

体験に勝る学びはない。

僕たちは、
知るためでもなく、理解するためでもなく、
「体験するため」に今を生きている。

何だか分かったような気になって、
偉そうに他人に対してあーだこーだと語る人間には説得力がない。

話す内容がどこか薄っぺらいからだ。

どこかで借りてきたような言葉、
別に本人でなくても言えるような話ばかり。

それでは他人に良い影響を与えることはできない。

 

 

僕たちは、人に与える前に、
まずは自分に与えなければいけない。

自分の人生を充実させることがすべてのスタートなのだ。

”体験こそが最大の学び”

だから僕たちは目の前の出来事に集中し、
自分が望む体験を重ねていくことが何よりも重要なのだ。

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