2021/05/12

偉そうな人間だと自覚しています

 

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伝えたいことほど伝わらない、ということがあります。

伝えたい人にほど伝わらない、ということがあります。

例えば、自分の母親に悪い生活習慣が見られ、それによって大病を患う危機性がすぐそこまで迫っていると目される時に、「改善した方がいい」と母親に対して必死に説得をすればするほど、母親は聞く耳をもたなくなる可能性が高いです。

自分にとって一番大切な相手だからこそ他の誰よりも親身になり、他の誰よりも真剣に話をしているのに、どうして母親に拒絶されてしまうのか。自分はこんなにも母親のことを思っているのにどうしてそれを分かってくれないのか。

自分の思いとは真逆の結果を招いてしまうその理由は一体なぜなのか。

僕にその答えは分かりませんが、自分の思いとは裏腹な結果を招いてしまう、というのは往々にしてあることかと思います。

 

 

思った通りに文章が仕上がらない理由は、自分のエゴなのでしょうか。

たしかに相手に何かしらの影響は与えたいと思っていますし、何かしら意味のある内容を書かなければとは思っています。

けれどもそれと同時に、相手に何かを促したり、相手に何かを強制することはしたくないと思っています。

そんなことを他人から言われるのは、もっともウザったいことであると理解していますので。

 

 

思えば、これまで自分は逃げていたのかもしれません。

「〜だ、〜なのだ」

このような言い切りの文章は、語り手の独り言のように映ります。実際、そう思いながら書いていました。これは相手に強制するのではなく、ただ自分の価値観を書いているだけだと。

しかしこれが敬語になると、途端に相手への明確な呼び掛けに映ります。

「〜です、〜なのです」

それが多くの人にとって横柄に感じられるのは当然だと思います。過去にも幾度となく「お前は言い方が偉そうだな」と忠告を受けてきましたので。

けれども、いくら意識して治そうと思っても、この悪癖は治りませんでした。

そして今日に至っています。

 

 

そんな自分を嫌いになったこともありましたが、現在は半分諦めています。

これはもう一生付き合っていくしかないだろうと。

けれども文章で自分の思いを表現する作家の場合は、この悪癖は致命的な欠陥になりうるのではないかと思います。結局、読み手に伝えられなければ意味がないと思いますので。

だからこそ思うわけです。

”どうして自分が作家なの?”

その答えは、未だ分からず終いです。

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