2020/08/03

別に悲惨ではない

 

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不幸な出来事その7「友達がいない」

友達がいなかったことで辛い思いはした。

ただそれも慣れてしまえば、
苦しみはほとんど消えてしまう。

むしろ途中から、周りで必死に輪から外れまいと頑張る友達の姿を見て、「大変そうだなぁ」と他人事のように思っていた。

友達がいることによる喜びと大変さは表裏一体だと思う。

友達がいれば人生に楽しい思い出がたくさんできる。

その思い出はみんなで共有できるので、
一人でいるよりもその楽しみは何倍にもなる。

ただその反面、価値観の合わない友達もいる。

そうなれば自分が我慢して付き合うか、
もしくは相手に変わってもらうしかない。

お互いに譲らなければしばしば喧嘩することになるだろう。

一人だったらそういう面倒なことはない。

自分がやりたいことをやれるし、
自分が行きたいところに行けるのだ。

だから友達がいないからといって悪いことばかりではない。

お酒が飲めない人に対して、
「人生半分損している」と言う人がいる。

飲み会の場でもみんなと一緒になって騒げないし、
我を忘れるほどはっちゃけることができない。

その飛び抜けた開放感を感じることができないから可哀想なのだという。

ただお酒を飲まない人は食費があまりかからない。

人から無理やり飲まされて体調を崩すこともないし、
お酒のせいで将来的に身体を壊す怖れもない。

酒好きな人は飲めない人を可哀想だと言うが、
当の本人は実はそんなことない。

要するにお酒が飲めないことも友達がいないことも、
そのことを受け入れている人間からすれば別に悲惨でもなんでもないのだ。

社会人になってから僕が友達がいないことについて、
「カッコ悪い」とか「社会不適合者」
というニュアンスの批判をする人がいた。

だけどそういう人を僕はどこかで見下していた。

友達の数を自慢する人物は大概が流行りもの好きだ。

流行りの芸人のギャグを得意気に口にし、
流行りのファッションと髪型に身を包み、
”その他大勢”と同じことばかりしている。

そういう人物とは会話していてもつまらない。

なぜならその人物が話すことは、
全部テレビを観ていれば勝手に入ってくるからだ。

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