2021/08/23
口臭測定機器BREXiの社長さんに学ぶ
先日、ネットで口臭の測定機器を調べていると、
新開発された口臭測定器「BREXi(ブレキシィ)」
というものを発見しました。
と、この話をする前に・・
そもそもなんで口臭測定器をネットで
調べていたのかというと、”訪問口臭外来”
みたいなのがあったらいいなと思ったからです。
過去に日本で最も権威ある歯医者さんの
口臭外来を受診した経験があります。
(検証のため)
予約日当日に思ったのが、
(めっちゃ、、行きたくない!!)
という感情でした。
とにかく行きたくない。
よくわからないけど、
やっぱ恥ずかしいんですよね。。
だから自宅までニオイ測定機器を持参して
訪問してくれるケアサービスがあったら、
これまで躊躇してた人ももっと利用できるんじゃないか?
なんて思ったんですね。
そしてニオイ測定機器をネットで調べた結果、
株式会社E-teckさんが開発された、
「BREXi(ブレキシィ)」を見つけました。
BREXiは口腔ガスと呼気ガスを区別して測定でき、
かつ、精密な測定結果とコンパクトで持ち運びやすい、
という特徴がありました。
まさに訪問口臭ケアにピッタリです。
そこで僕は嬉しくなって、
思わずE-teckさんに直接電話をしました。
「よかったら話を聞かせてほしいんです!」
事情を説明すると、なんと、
医療従事者でもない僕に直接、
機械の説明をしていただけることになりました。
なんと懐の深い社長さん(吉田社長)だろう・・
後日、会社にお伺いして社長さんと営業さんから
BREXiの説明を伺いました。
その結果、、このBREXiというのは、
”口習を自覚していない人に自覚してもらう”
という目的で開発されたようです。
実は社長さんは元歯科医院長をされていて、
(現在は息子さんが後任され継続)
自身の経験をもとに開発に至ったそうです。
たとえば孫に、
「おばあちゃん、口◯い!」
と指摘されたご老人に多いのが、
(いやいや、まさかそんなことないだろ??)
って思う人が多いそうです。
自分はこれまでそんなこと言われたことないし、
自分にかぎってそんなことないだろう??
そう考えながら歯医者に来られるそうです。
ほかにも歯医者が嫌いな中年男性や、
重度の歯周病でも自分では問題がない
と思ってる患者さんもいるそうです。
これらの人に”客観的数値”を確認してもらって、
治療を進めていくために開発されたそうです。
元歯科院長さんのこの話を聞いた僕は、
(なるほど、そんなケースもあるのか・・)
などと勉強になりました。
自分は問題がない。
自分は歯医者さんが嫌いだ。
このような人たちの多くは、
歯磨きなどもしない人が多いそうです。
歯は虫歯だらけ、歯茎もガタガタで、
なかには歯が抜け落ちても放置して
激痛に耐えられなくなってから
ようやく歯医者に来る人も多いそうです。
そう・・ニオイに悩んでいる人と、
自分のニオイに自覚がない人とでは、
これだけの違いがあるんです。。
そして自覚のない人の身内たちは
みんなそのニオイに苦痛を感じているそうです。
おそらく・・これが
本来の意味のスメルハラスメントですよね。