2020/10/19

戦争はある日突然やってくる

 

この記事を書いている人 - WRITER -

テーマ:戦争

 

今日で連休も最終日。

数日にわたって書いてきた「戦争」についても、
今日の記事をもって締めくくりにしようと思う。

まったくもって重いテーマだった。

この手のテーマは、
書き手の神経をすり減らすと同時に、
読み手に対してある種のレッテルを誘発する。

”なんだか気難しい奴だなぁ・・”

こういう重い話を好む人は少ないだろうと思う。

僕は常にあなたの行動を強制したくはないので、
何かをどうしろなんて話がしたかったわけではない。

この出会いが何かのきっかけになればいいなと思っただけだ。

どのように感じようとも全てはあなた次第。

ただ、もしも戦争というテーマについて、
”自分には関係ない”と思っている人がいたら一言だけ言いたい。

「もう一度、考え直した方がいい」

本当に自分にとって無関係なのかどうか、
最後にもう一度だけ、考え直す機会をもってみた方がいい。

危機感を感じてもらいたいわけじゃない。

備えを用意してもらいたいわけじゃない。

このクソな時代に『生きる意味』を見出してもらいたいだけだ。

 

 

戦争は、ある日突然やってくるらしい。

昨日まで何の変哲もなく暮らしていたのが、
ある日を境にいきなり戦火の渦に巻き込まれてしまうのだそうだ。

戦争経験者の話を聞いているとそのことがよくわかる。
(ユーチューブにインタビュー動画がたくさんアップされてる)

誰しもが、日本が戦争をしているということ自体は知っていたのだそう。

だけど、あくまで兵隊さん同士が戦っているわけで、
庶民にとってはほとんど対岸の火事のような感覚だったらしい。

日清戦争だろうが、日露戦争だろうが、
自分たちの生活の”外側”で起きている出来事に過ぎなかったのだそう。

それはアメリカとの戦争が始まってからも同様だった。

・・しかし、ある日突然、空から爆弾が降ってきた。

昨日まで静かだった青空に、
けたたましいエンジン音と共にいきなり無数の戦闘機の影が現れたのだ。

そして、自分たちの街をあっという間に焼け野原にした。

”自分には関係ない”

そう思って過ごしていた当たり前の日常が、
まるで全部幻であったかのように目の前からふっと消えて無くなってしまった。

そうなってみて、初めて、
「自分たちは戦時中を生きているんだ」
という現実を実感したのだそうだ。

それまでは日本軍の情報統制によって本当の戦況を知ることができなかったらしい。

だから、庶民はみんな、何ら心の準備もできずに戦禍に巻き込まれていったのだ。

 

 

”戦時中”の定義なんてない。

今が戦時中だなんて誰も教えてなどくれない。

誰もがそうだと気づく頃には、
もうとっくに僕たちの生活は破壊されてしまっている。

つまりは、こんなもの、自分で勝手に感じ取るしかないのだ。

いま世界で起こっている諸々の出来事から自分の眼で読み取るしかない。

別に、防災グッズを準備しろとか、
核シェルターを用意しておけとか、そんな話じゃない。

そうではなく、一度、本気で想像してみてほしいのだ。

 

”もしも戦争が起きると知っていたら、違う生き方をしていたんじゃないか・・?”

 

僕たちにとって、もっとも大事なことは、
各々の人生に後悔を残さないようにすることだと僕は思う。

「どうせみんなぶっ壊れるなら考えても仕方がない」
それも、一つの答えだと思う。

それが想像したうえでのあなたの答えならば全然いいじゃないか。

まだ何ら人生を謳歌することなく死んでいった「ひめゆり学徒隊」のことや、
日本の平和のために戦艦に突っ込んで散っていったおじいちゃんたちの命、
それらを知ったうえで出した答えならば別にいいと思う。

大事なのは自分で『選択すること』ではないだろうか。

じっくりと考えたうえでその選択肢を選んだのならば、
きっとあとで後悔することはないだろう。

そのためには、まず、考える必要がある。

今のこの世界を見渡してみて、自分で考える必要がある。

すぐには答えが出ないかもしれない。

どうすればいいのか、さっぱりわからないかもしれない。

自分はどう生きるべきなのか、道に迷ってしまうかもしれない。

・・それで、いいじゃないか。

 

僕たちにとって、それを考えることそれ自体が、
つまりはこのクソな時代に『生きる意味』を見出すことにつながるのだから・・

この記事を書いている人 - WRITER -
 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© 売れっ子Kindle作家 大矢慎吾 , 2020 All Rights Reserved.