2021/08/23
敗北感という不快感
『嫉妬』について・・
RADWIMPSが好きだった。
数年前にふとしたきっかけで「有心論」を聴いてから、
漁るようにしてRADの曲を聴いた。
Mr.Children以来のハマりようだった。
だけど、少しずつ不快に感じるようになってきた。
キレイゴトばかり言っていて、
いつまでも弱音を吐いてやがる。
ウジウジしやがって・・鬱陶しい。
ネットでRADWIMPSを検索した時に、
「なんかキモい」
「あの下ネタが嫌い」
「英語がデタラメ」
という悪口をたくさん見つけて、
思わず”ざまあみろ”とほくそ笑んだ。
その不快感は紛れもない嫌悪感となり、
大好きから大嫌いへと振れていった。
最終的にはiTunesの曲を全部消してしまった。
あの不快感の正体は、圧倒的な敗北感だったのだと思う。
自分が伝えたいメッセージをエンターテイメントに変換していて、
しかもそれで、飯を食う事が出来ている。
自分がやりたい事を、彼らは既に、成し遂げている。
別に歌手になりたかった訳ではない。
ただ彼らに、自分のやりたかった領域を、
すべて奪われてしまうような気がしたのだ。
その不快感を払拭するには、自分も同じ土俵に立つしかない。
圧倒的敗北感を打ち消すには、自分も成し遂げるしかない。
今すぐにでも始めなければ、
チャンスはどんどん失われていく。
夢を追うことが出来る時間は、
そういつまでもある訳ではないから。
あの不快感は、僕に人生にはタイムリミットがある事を教えてくれた。
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