2021/05/28

自分の感性が腐ってしまう

 

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いつ頃からか、”炎上”がアクセス数を稼ぐ常套手段となりました。今ではそのやり口も視聴者にバレてきて、あからさまに狙っているものは素通りされる印象があります。

ところが、そんな大衆心理などお構いなしといった様子で、僕の知る限り、もう十年以上も炎上をクリックの誘い水としているウェブサイトがあります。

「ヤフーニュース」です。

そもそもニュース自体が、世の中に起こった事件や事故を紹介するものなので、必然とネガティブな性質を帯びています。良いニュース、明るいニュースは、なぜだかあまり報道されません。どこかのタレントが言っていました。ポジティブな話題では視聴率が取れないのだ、と。

アナウンサーが読み上げる報道番組とは異なり、ネットニュースの場合は活字のみになります。そのために演出を加えることができないので、言葉の表現などを工夫して、なんとか閲覧者にクリックしてもらおうと試行錯誤がなされるのだそうです。Webライターの人曰く。

つまり、ヤフーのトップに掲載されている記事には、見た者にクリックさせる工夫が最大限に施されている。ということが想像できます。

個人的に、その工夫は間違いなく〝炎上”であると思います。大して何も起こっていないのに、さも争いや軋轢が起こっているかのような見出しが踊っている。

たまにヤフーを開くと、記事のタイトルにつられて反射的にクリックしてしまうことがあります。無意識だったり、「マジかよ!?」と、どうにも見たい衝動に駆られたりで。

けれども記事の中身をよくよく読んでみると、別に大したことは何も起こってないじゃないか。と感じることが往々にしてあります。なぁんだよ、思わせぶりなことを書きやがって。と苛立つこともしばしば。

しかし、そうやって裏切られたような体験をしたにも関わらず、後日サイトを開くと、再び同じように記事をクリックしてしまいます。ほんと、恐ろしい。それほど僕たちの感情を揺さぶるような、強烈な文言がたくさん散りばめられています。

ネットニュースにはそれほど強い中毒性がある。僕はそう感じています。

 

 

ネガティブなものに触れていると、どんどんネガティブな思考になっていきます。

不思議なもので、暴力的な描写や過激な表現を目にすると、なぜだか気分が悪い方向にいってしまいます。妙にイライラしたり、無性に誰かにムカついてしまったり。何か嫌なことがあった時みたいに、突如として自分の気持ちに変化が起こってしまいます。

仮に、自分の中で明確な意思をもっていたとしても、その影響から逃れるのはかなり難しいと思います。自分ではまず気がつかない。無意識でそうなってしまう。自身の体験から、そのように思います。

 

 

ニュースなんて見なくていい。僕はそう思います。

ニュースを見ないと情報を逃してしまうと考えがちですが、この情報化社会、必要な情報はイヤでも自分の耳に入ってきます。人との世間話から、スマホでふいに開いたアプリなどから。

とにかく今は情報が多すぎる。僕たちにとって優良か不良かなんてこと以前に、世の中が情報に溢れすぎている。こんなに必要なわけがない。

だから僕は、意識して情報を遮断しています。基本的に報道番組やワイドショーは観ない。それで困ったことはこれまでに一度もありません。

 

僕たちが幸せに生きるにあたって、情報など、あまり役に立たないと思います。

それよりも僕は、自身の感性を腐らせないことに気を配りたい。そう思っています。

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