2020/08/16

舌苔は口臭の原因なのか?

 

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この「舌苔」こそ人によって主張がわかれます。

舌苔には、
1:キレイに取り除かなきゃダメだ
という主張と、
2:舌苔は取らない方がいい
という正反対の主張があります。

舌苔とはその文字のとおり、
舌の上にこびりついた苔のようなモノを指します。

たとえばコーヒーを飲んだら茶色い色素が舌にこびりつきますし、
赤ワインを飲むと赤い色素が舌にこびりついたりします。

口習に関する古い本を読んでみるとわかるのですが、どうやらひと昔前は、
「舌苔は口習の原因になるからキレイに取り除かなきゃダメだ」
ということが強く主張されていたようです。

“舌苔は絶対に取らなければいけない!”
こんな言葉も本で見かけました。

おそらく舌苔はキレイにしなければいけない、
という考えの方が一般的なのかもしれません。

舌みがきという言葉もありますし、
舌専用のブラシも販売されています。

しかし実は・・
舌苔を完全に除去するのは “危険”だということがわかりました。

たとえば舌苔を完璧に除去するために、
歯磨きをする時に歯ブラシで舌も磨きます。

僕も一時期はそうしていました。

しかし実際にやってみるとわかりますが、
歯ブラシでゴシゴシしたところで舌にある
「白いモノ」を完全に除去することはできません。

白いのか黄色いのか色は様々ですが、
とにかく完全に全てを除去することはまず無理です。

舌がピリピリする危険な信号をキャッチすると思います。

やっていると舌に痛みが生じてきます。

それでもキレイにしようと
一生懸命に舌をゴシゴシし続けると、
しまいには舌を傷つけてしまいます。

実際に僕は舌から出血してしまいました。

出血することが体に良いはずがありません。

なぜ舌を傷つけてしまうのかというと、
舌の表面はただの平面ではなく
細かい突起状になっているからです。

拡大して舌の表面を見てみると、まるで
カーペットが敷いてあるかのように、
舌の表面に細かい毛のような繊維(絨毛)がビッシリ生えている
ということがわかります。これは舌の一部です。つまり細胞です。

舌苔を除去しようと一生懸命に舌をゴシゴシすると、
その繊維(細胞)を破壊してしまいます。

皮膚をブラシでゴシゴシする様子をイメージして下さい。

想像するだけで痛みを感じてしまいます。

舌を傷つけると唾液の分泌が狂ってきて、
口内環境が悪くなってしまいます。

すると逆に口習が悪化してしまうこともあるそうです。

このように舌はとても繊細な部分です。

舌苔を完璧に除去しなければいけないと考え、
歯ブラシなどで過剰にゴシゴシするのは危険な行為なのです。

 

ただ、食事をすると歯に食べカスが溜まるように、舌の表面も汚れます。

カーペットにホコリやゴミが付着するように、
舌にも汚れは付着します。

舌をベーっとして指で表面をなぞると独特な香りがします。

だから舌苔は口習の原因にならないとは言い切れません。

だから僕は舌の表面の汚れをサラッと拭きとれば十分だと考えています。

「タングスレーバー」などの舌磨き専用の道具があります。

あくまで舌を傷つけないように、ゴシゴシしないように、
柔らかい布状のモノでサッと汚れを拭き取っています。

これだけで表面の食べカスなどを除去できます。

 

本を読んで勉強してみると、
これまで正しいと思っていたことも少し違っていました。

口から吐く息がニオうからといって、
単純に胃から嫌な香りが上がってくるわけではないし、
単に舌が汚いからというわけではない。

口習は単純な仕組みではありませんでした。

口の息は肺から出てくる、
その肺には血液が運び込んでくる。

そう・・この「血液」に着目した時に、
僕は父の難病と口臭との “ある共通点 ”に気がついたのです。

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