2021/08/23
2020年を目前にして 16
”自分はこういう人間だ”
それを決めるのは自分ではなく、他人。
自分が自分を良い人間だと思っていても、
人から見れば嫌な奴かもしれない。
自分が自分をクダラナイ人間だと思っていても、
ある人にとってはかけがえのない人物かもしれない。
だから自分を定義づけしても意味はない。
「僕はこういう作家だ」
自分の作風をハッキリさせたいと苦悩してきたけど、
それを決めるのはきっと読んでいる人なのだ。
僕は自分の中にあるものを出すだけ。
・作家として立ち振る舞いたい自分
・自分のことが大好きな自分
・人を救いたい自分
・作家として認められたい自分
・人にイライラする自分
・ひねくれた自分
・残虐的な自分
・人に良く見られたい自分
すべてが自分に備わっている要素であり、
その要素すべてが作家:大矢慎吾の持つ一面なのだ。
・・そう、一面。
何もかも単なる一面に過ぎない。
良い自分もいれば悪い自分もいる。
強くて精神的にタフな自分もいれば、
何かとすぐに落ち込んでしまう脆い自分もいる。
それらすべてが自分という人間。
それがリアル。
そのリアルを本に晒して
読んだ人に何かしらの価値を感じてもらう。
それが作家なのだ。
あと6日で2020年。
この数日間、作家としてどうあるべきか?
というテーマと向き合う自分の現状を書いてきた。
だけど自分のキャラクターをハッキリさせる必要などない、
決めるのは読んだ人なのだと気付いた。
だから2020年は自分の色んな一面を見せていきたい。
年を越すまでに気付いてよかった。
ちなみに、この数日間書いたことは
あらかじめ決めていた内容ではない。
その日、その時に考え、苦悩し、感じたことをそのまま文章にした。
だからシナリオも予定調和も一切無い。
リアルな僕の葛藤だ。
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